あぶら‐あげ【油揚(げ)】
1 薄く切った豆腐を植物油で揚げた食品。薄あげ。あぶらげ。あげ。 2 野菜や魚肉を油で揚げたもの。揚げ物。
あぶら‐ふ【油麩】
麩の生地を植物油で揚げたもの。宮城県北部登米(とめ)の特産。
いんかせい‐えきたい【引火性液体】
消防法の別表1で危険物として第4類に分類されるもの。液体(第3石油類、第4石油類および動植物油類にあっては、1気圧において温度20度で液状であるものに限る)であって、引火の危険性を判断するための...
オレイン‐さん【オレイン酸】
《(ドイツ)Olein》代表的な不飽和脂肪酸の一。油状の液体で、無色無臭。グリセリンとのエステルとして動植物油脂中に存在。オリーブ油・つばき油などに多く含まれる。油酸(ゆさん)。
かや‐の‐あぶら【榧の油】
榧の実からしぼりとった上等の植物油。食用・灯用・理髪用とする。
かんせい‐ゆ【乾性油】
空気中に放置すると酸化されて固化・乾燥しやすい油。亜麻仁(あまに)油・桐油・大豆油などの植物油。主成分に不飽和脂肪酸を含む。ペンキ・印刷インキや油絵の溶剤などに使用。乾油。→不乾性油
クレゾール‐せっけんえき【クレゾール石鹸液】
植物油を水酸化カリウムで鹸化してからクレゾールを加えた混合液。約50パーセントのクレゾールを含む。水で薄めて消毒薬とする。リゾール。
けんか‐か【鹸化価】
油脂や蝋(ろう)の1グラムを鹸化するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数。普通の動植物油は190程度であるが、分子量の小さいバター脂やヤシ油などは高い値をとり、菜種油などの分子量の高いものや...
こうか‐ゆ【硬化油】
魚油・植物油などの不飽和脂肪酸を多く含む液状油に水素を添加し固体状の脂肪にしたもの。マーガリン・石鹸(せっけん)などの原料。
こう‐ゆ【鉱油】
石油など、鉱物質のあぶら。植物油、動物油脂に対していう。鉱物油。鉱物性油。