きめ‐こみ【木目込み/極め込み】
1 押絵の一。和紙をはり重ねて厚くつくった紙に、綿を入れないで平らに切れ地をはりつけたもの。 2 俳優の化粧法の一。鼻をくっきりと高く見せるために、鼻すじに白粉(おしろい)を濃く塗り、左右を薄く...
きめこみ‐にんぎょう【木目込み人形】
木彫りの人形に金襴(きんらん)などの切れ地をはり、その端を彫った溝に埋め込んで衣装とした人形。江戸中期ごろから作られた。賀茂川人形。
きめ‐こ・む【決め込む/極め込む】
[動マ五(四)] 1 事実がどうであろうと、自分で勝手にそうだと決める。思い込む。「できないと—・んでいる」 2 そうすることに決めて押し通す。意図的にそうする。「ねこばばを—・む」 3 そのつ...
きめ‐たおし【極め倒し】
相撲のきまり手の一。相手の差し手の関節をきめてひねり倒す技。
きめ‐だし【極め出し】
相撲のきまり手の一。相手の差し手の関節を、かんぬき・片かんぬき・なた・泉川(いずみがわ)などできめて寄り進み、土俵外に出す技。
きめ‐つ・ける【決め付ける/極め付ける】
[動カ下一][文]きめつ・く[カ下二] 1 一方的に断定する。「最初から犯人と—・ける」 2 一方的にきびしくしかりつける。「いらいらしているしず子は、あたまから弟を—・けた」〈山本有三・真実一路〉
きめ‐て【決め手/極め手】
1 物事の真偽や勝負事での勝ち負けを決定する手段・方法。また、そのよりどころ。「—を欠く」「物的証拠が—となる」 2 物事を最終的に決める人。
きめ‐どころ【決め所/極め所】
1 物事の決着をつけるのに都合のよい箇所。また、その時機。「ここが勝負の—だ」 2 要所。急所。「湯風呂に長入りして磨けども、—を知らぬゆゑ、結句ただれたやうにてむさくろし」〈浮・敗毒散・一〉
き・める【決める/極める】
[動マ下一][文]き・む[マ下二] 1 不確実・未定であった物事をはっきりさせる。 ㋐決定する。「日時を—・める」「方針を—・める」 ㋑決心する。「こうと—・めたらなかなか変えない」「腹を—・め...
きょく【極】
1 物事のそれ以上先のないところ。きわまり。きわみ。極限。「疲労の—に達する」 2 最高の位。天子の位。 3 磁石の磁極。N極とS極。 4 電極。 5 地軸と地表との交点。北極と南極。 6 地軸...