せっきょくてき‐がいねん【積極的概念】
⇒肯定的概念
せんげんてき‐がいねん【選言的概念】
同一の類概念に属しながら、その外延が交叉しない概念。例えば、生物という類概念に属する動物と植物など。離接的概念。
ぜったい‐がいねん【絶対概念】
親・子などのように他の概念と相関して意義をなす相対概念に対して、それ自身で独立して明確な意味を持っていると見なされてよい概念。例えば、家・木など。しかし概念はすべて何らかの意味で他の概念と関係し...
ぜん‐えい【前衛】
1 軍隊の前方にあり、偵察・警戒などの任にあたる部隊。→後衛2 2 バレーボール・テニスのダブルスなどで、自陣の前方に位置して攻撃・守備にあたる者。→中衛1 →後衛1 3 階級闘争において最も革...
ぜんえい‐げいじゅつ【前衛芸術】
既成の芸術概念や形式を否定し、革新的な表現をめざす芸術の総称。アバンギャルド。
ぜんえい‐しょどう【前衛書道】
伝統的な書の概念を離れて、墨色・筆致・余白などによる純粋な造形性を追求する書道。第二次大戦後に興り、昭和30年代以降に盛んになった。墨象(ぼくしょう)。
そうごう‐はんだん【総合判断】
《(ドイツ)synthetisches Urteil》カントの用語。主語概念に含まれていない内容を述語として付け加える判断。この判断では、認識は拡張される。拡張的判断。⇔分析判断。
そうぞうてき‐しんか【創造的進化】
《(フランス)L'évolution créatrice》ベルクソンの主著(1907年刊)の表題であるとともに、その哲学の根本概念。生命は、因果的、目的的な活動ではなく、予測できないような飛躍に...
そうたい‐がいねん【相対概念】
他の概念と相関してはじめて存在しうるような概念。例えば、親・子など。絶対概念に対していう。
そうとう‐いんがかんけい【相当因果関係】
社会通念上、Aという行為からBという結果が生じることが相当であると考えられる場合にのみ、法律上の因果関係を認めるとする考え方。因果関係の有無を判断するための法律上の概念。犯罪の構成要件に該当する...