なんばん‐びょうぶ【南蛮屏風】
桃山時代から江戸初期にかけて、ポルトガル人来航の様子や風俗を描いた屏風。主題は異国的であるが、表現技法は在来の大和絵と変わらない。長崎屏風。
にちめん‐つうか【日面通過】
水星や金星などの内惑星が、地球と太陽の間を通過すること。地球上からは、太陽面を黒い円形の影が移動する様子が観測される。水星の場合、1世紀の間に13回から14回起きる。金星の場合、非常に頻度が少な...
にひゃっかいき【二百回忌】
笙野頼子の短編小説。祖先が蘇り、生者と混じって祝宴を開くという二百回忌の様子を、マジックリアリズムと純文学の文体で表現する。平成6年(1994)刊行。同年、第7回三島由紀夫賞受賞。
ネーチャリング
《(和)naturing》未開の自然を探索すること。また、その様子を撮影したテレビ番組。ネイチャリング。
のうみんのおどり【農民の踊り】
《原題、(オランダ)De boerendans》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦114センチ、横164センチ。農民たちの宴の様子を道徳的な風刺と戒めを込めて描いた作品。ウィーン美術史美術館所蔵。
のぞき‐まど【覗き窓】
外部あるいは内部の様子をのぞいて見るために設けた小窓。物見窓。
ハッブル‐フロー【Habble flow】
ハッブルルメートルの法則に従って、銀河団が遠ざかる様子を銀河の流れと見なしたもの。この流れからの偏移を詳細に調べることにより、乙女座超銀河団が海蛇座・ケンタウルス座の方向に向かって運動しているこ...
は‐てんこう【破天荒】
[名・形動]前人のなしえなかったことを初めてすること。また、そのさま。前代未聞。未曽有(みぞう)。「—の試み」「—な大事業」 [補説]「天荒」は未開の荒れ地の意。唐の時代、官吏登用試験の合格者が...
はとぽっぽ【鳩ぽっぽ】
唱歌。明治34年(1901)発表。東くめ作詞、滝廉太郎作曲。東くめが浅草寺でハトに豆をやる子供たちの様子を見て着想を得た作品。
腹(はら)が来(き)た
腹がへってきた。「腹が北山」「腹が北野天神」などと地名に掛けて用いることもある。「ときに—山だ。今飯をたく様子だ」〈滑・膝栗毛・初〉