りょう‐よう【両様】
ふたとおり。二様。「硬軟—の対応策」
れい‐ざま【例様】
いつものようす。普通の状態。「ことにしつらひたれば、—ならぬもをかし」〈枕・九九〉
わか‐さま【若様】
主人筋の家や身分の高い家の年若い子弟を敬っていう語。
わこ‐さま【和子様/若子様】
良家の男の子を親しみ敬っていう語。わかさま。「こなたの御大切の—を」〈虎寛狂・子盗人〉
わたくし‐ざま【私様】
[名・形動ナリ]うちうちのことであること。また、そのさま。「—に聞こえさせなんどせむは」〈狭衣・一〉
わ‐よう【和様】
1 日本固有の様式。日本式。日本流。和風。 2 書道で、日本風の書体。平安中期、小野道風(おののとうふう)に始まり、藤原行成(ふじわらのゆきなり)の世尊寺流によって大成。法性寺(ほっしょうじ)流...
わり‐さま【わり様】
[代]《「われさま」の音変化》二人称の人代名詞。同等または目下の者に用いる語。おまえ。おまえさん。「—もわしが(髪ヲ)結ふ所で結はんせ」〈滑・膝栗毛・七〉
われ‐さま【我様】
[代]二人称の人代名詞。対等または目下の者を呼ぶ語。おまえ。わりさま。〈コリャード日本文典〉
われる‐よう【割れる様/破れる様】
[連語]「割れる7」に同じ。「—な拍手を浴びる」