まさり‐ざま【優り様/勝り様】
[名・形動ナリ]他よりまさっていること。すぐれていること。また、そのさま。まさりぎみ。まさざま。「父大臣(おとど)にも、—にこそあめれ」〈源・藤裏葉〉
まだら‐もよう【斑模様】
1 違う色や同色の濃淡の入り交じった模様。「白黒—の生地」 2 (比喩的に)変化の仕方が不ぞろいであること。「—の復興状況」
まっ‐かいさま【真っ返様】
[名・形動ナリ]「まっかえさま」の音変化。「徳兵衛めがうせ、—に言ふとても、必ずまことにしやるなや」〈浄・曽根崎〉
まっ‐かえさま【真っ返様】
[名・形動ナリ]前後・表裏などがまったく反対であること。また、そのさま。まっかいさま。「某(それがし)先へ駆け抜けて、—に言上し」〈浄・会稽山〉
まっ‐さかさま【真っ逆様】
[名・形動]全くさかさまであること。また、そのさま。「頭から—に落ちる」
まめ‐ざま【忠実様】
[名・形動ナリ]実直なこと。まじめなこと。また、そのさま。「かつはあやしき—をかくのたまふと」〈源・夕霧〉
みぎ‐よう【右様】
右に述べたとおりのようす。「—の事情を御賢察賜りたく候」
み‐ざま【見様】
はたから見たようす。外見。「など、ここのさまも、—も例ならぬ」〈落窪・一〉
み‐ざま【身様】
身のありさま。からだつき。「古めかしき御—にて立ち並び顔ならむも」〈源・若菜下〉
みずたま‐もよう【水玉模様】
小さな円形を一面に散らした模様。みずたま。「—のネクタイ」