しん【槙〔槇〕】
[人名用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]まき 木の名。「柏槙(びゃくしん)」 [難読]槙皮(まいはだ)
しん‐ぱく【槙柏】
ミヤマビャクシンを盆栽としたもの。
まい‐はだ【槙肌/槙皮】
《「まきはだ」の音変化》ヒノキやコウヤマキの甘皮を砕いて繊維としたもの。舟や桶などの水漏れを防ぐために、材の合わせ目や継ぎ目に詰め込む。のみ。のめ。
まき‐はだ【槙肌】
⇒まいはだ
まき【槙】
姓氏の一。 [補説]「槙」姓の人物槙有恒(まきありつね)槙文彦(まきふみひこ)
まき【槙】
日本の俳誌。昭和49年(1974)、平井照敏の主宰により創刊。
ま‐き【真木/槙/柀】
1 イヌマキ・コウヤマキの別名。 2 《「ま」は美称。りっぱな木の意》良材となる木。杉・檜(ひのき)など。「奥山の—の板戸を押し開きしゑや出で来(こ)ね後(のち)は何せむ」〈万・二五一九〉 [補...
まき‐ありつね【槙有恒】
[1894〜1989]登山家。宮城の生まれ。大正10年(1921)アイガー東山稜初登攀(とうはん)に成功、昭和31年(1956)には隊長としてマナスル初登頂に成功した。著「山行」「マナスル登頂記...
まきのお【槙尾】
京都市右京区北部の地名。清滝川に沿う紅葉の名所で、高尾(高雄)・栂尾(とがのお)とともに三尾(さんび)とよばれる。西明寺がある。
まき‐ばしら【真木柱/槙柱】
[名]檜(ひのき)や杉で作った柱。「—作る杣人(そまびと)いささめに仮廬(かりほ)のためと作りけめやも」〈万・一三五五〉 (真木柱)源氏物語第31巻の巻名。鬚黒(ひげくろ)大将が玉鬘を愛人と...