ごしょ‐ぞめ【御所染(め)】
寛永(1624〜1644)のころ、女院の御所の好みで始められたといわれる染め模様。白の地に、檜垣(ひがき)に菊や竜田川などの模様を入れた上品な散らし模様。
ごしょどき‐もよう【御所解模様】
小袖模様の一種。檜扇(ひおうぎ)・御所車・几帳(きちょう)など、公家の生活に使われたものを模様の題材としたもの。
ごす‐で【呉須手】
中国の江西・福建・広東(カントン)地方の民窯で明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製の磁器。また、その様式。素地は厚ぼったく灰白色で、奔放な絵模様がある。呉須染め付け・呉須赤絵・呉須青絵などがあ...
ごすん‐もよう【五寸模様】
女性の着物の、裾から5寸ほどの範囲に置かれた模様。また、その着物。
ごばん‐じま【碁盤縞】
碁盤の目のような正方形の縞模様。また、その模様の織物。碁盤格子。
ごぼう‐じま【牛蒡縞】
ゴボウの根のような細い縦縞模様。
さい‐い【彩衣/綵衣】
美しい模様のある衣服。
サイドワインダー【sidewinder】
クサリヘビ科のヘビ。全長50〜80センチ、背面に暗色の縞模様があり、目の上に角状の突起を、尾端に発音器をもつ。北米南西部の砂漠にすみ、体をS字状にくねらせて横に進む性質がある。よこばいがらがらへび。
さい‐もん【彩文/彩紋】
いろどりの美しい文様。また、波状線・弧・円などを組み合わせた精密な幾何学的模様。紙幣・証券などの図案に用いる。
さか‐おもだか【逆沢瀉】
《「逆沢瀉威(おどし)」の略》鎧(よろい)の威の一。沢瀉威を逆にしたもの。オモダカの葉を逆さにしたような模様のもの。