ちゃや‐ぞめ【茶屋染(め)】
麻地に藍を主色とし、糊置(のりお)きの方法を用いて、花鳥・山水などを表す模様染め。寛永(1624〜1644)ごろに始められたといわれ、武家女性が夏の帷子(かたびら)に用いた。
ちゃや‐つじ【茶屋辻】
茶屋染めの一種。麻地の帷子(かたびら)に、藍染めにして模様を表し、刺繍(ししゅう)を加えたもの。
チャロ‐せき【チャロ石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢または真珠光沢がある紫色の結晶で、大理石模様をもつ。単斜晶系。ロシアのサハ共和国で発見。1978年に新鉱物に認定。装飾品などに用いられる。チャロアイト。
ちゅう‐がた【中形/中型】
1 形、または内容や規模が、大きくもなく小さくもないこと。また、そのもの。「—犬」「—のテーブル」 2 中ぐらいの大きさの型紙を使った染め模様。また、その模様の浴衣地。
ちょう【彫】
[常用漢字] [音]チョウ(テウ)(呉)(漢) [訓]ほる 模様や文字をほり刻む。「彫刻・彫塑・彫像・彫琢(ちょうたく)/木彫」
ちょう‐けん【長絹】
1 長尺に織り出した絹布。固く張りがある上質のもの。 2 1で仕立てた水干・直垂(ひたたれ)・狩衣(かりぎぬ)など。総(ふさ)の菊綴(きくとじ)を縫い目につける。のちには生絹(すずし)・紗(しゃ...
ちょうげんぼう【長元坊】
ハヤブサ科の鳥。全長は雄が33センチ、雌が38センチくらい。褐色の地に黒い縞模様があり、雄は頭と尾が青灰色。断崖(だんがい)で繁殖し、秋・冬は農耕地や河原でみられる。まぐそだか。
ちょう‐こく【彫刻】
[名](スル)木・石・金属などに文字や絵・模様を彫り込むこと。また、木・石・金属などを彫り刻んで立体的な像につくり上げること。また、その作品。「大理石に—する」「仏像—」→彫塑(ちょうそ)
ちょうせん‐しょう【朝鮮鐘】
朝鮮半島で新羅(しらぎ)時代から高麗(こうらい)時代に鋳造された銅製の梵鐘(ぼんしょう)。竜頭(りゅうず)は単頭で旗挿(はたさ)しという円筒がつき、肩と口辺に唐草(からくさ)模様をめぐらす。飛天...
ちょう‐ぶん【彫文】
彫刻した模様。