けん‐りょく【権力】
他人を強制し服従させる力。特に国家や政府などがもつ、国民に対する強制力。「—を振るう」「—者」
けんりょく‐かんけい【権力関係】
権力の行使による、支配と服従との関係。特に、行政主体である国や公共団体に、私人に対する法的優越性が認められる関係。
けんりょく‐しげん【権力資源】
他者に対して影響力や強制力を行使するために利用できるもの。地位・権限・資産・能力・情報、あるいは組織・制度など。
けんりょく‐とうそう【権力闘争】
政治権力の争奪をめぐって、個人・団体・政党・階級などの間で行われる闘争。
権力(けんりょく)は腐敗(ふはい)する、絶対的権力(ぜったいてきけんりょく)は絶対(ぜったい)に腐敗(ふはい)する
権力、特に専制君主の権力はとかく腐敗しがちであるということ。英国の歴史家ジョン=アクトンの言葉。 [補説]原文は、Power tends to corrupt and absolute powe...
けんりょく‐はんざい【権力犯罪】
権力を有する組織や個人が、その権力を乱用して罪を犯すこと。また、その犯した罪。
けんりょく‐ぶんりつ【権力分立】
権力を分散してその乱用を防止しようとする考え方。三権分立はその代表例。
けんりょくへ‐の‐いし【権力への意志】
《(ドイツ)Wille zur Macht》ニーチェ哲学の中心概念の一。他を征服・支配し、自己生存の維持と拡大を図ろうとする生の根本衝動。存在の実相とされる。権力意志。