あらが・う【抗う/争う/諍う】
[動ワ五(ハ四)] 1 従わないであらそう。抵抗する。逆らう。「運命に—・う」「権勢に—・う」 2 負けずに言い返す。言いたてる。言い争う。「つひにあるべき事と思せば、ことに—・はず」〈源・夕霧...
イオアニナ【Ioannina/Ιωάννινα】
ギリシャ北西部、イピロス地方の都市。イオアニナ湖西岸に位置する。6世紀のユスティニアヌス1世により創建。続いてノルマン人、ビザンチン帝国、オスマン帝国の支配下に置かれた。18世紀後半から19世紀...
イオアニナ‐こ【イオアニナ湖】
《Limni Ioanninon/Λίμνη Ιωαννίνων》ギリシャ北西部、イピロス地方最大の湖。旧称パンボティス湖。同地方の中心都市イオアニナが西岸に位置する。東側に浮かぶ小島には、近代...
いきおい【勢い】
[名] 1 他を圧倒する力。活気。気勢。「—を増す」「破竹の—」 2 社会を支配する力。権力。権勢。「武力を背景に—を振るう」 3 自然の活動力。「水の—で流される」「火の—が強い」 4 盛ん...
うち‐かんれい【内管領】
鎌倉時代、執権北条氏の家司(けいし)。元来は北条氏の家政を執る私的な役職にすぎなかったが、鎌倉末期には執権の後見役として政務を処理し権勢を振るった。ないかんれい。
襟(えり)に付(つ)・く
《金持ちは重ね着をして襟が厚かったところから》金持ちや権勢のある者にこびへつらう。襟元に付く。
笠(かさ)に◦着(き)る
権勢のある後援者などを頼みにしたり、自分に保障されている地位を利用したりしていばる。また、自分の施した恩徳をいいことにして勝手なことをする。「権力を—◦着る」 [補説]「嵩(かさ)に懸かる」との...
き‐ら【綺羅】
《「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意》 1 美しい衣服。羅綺。「—をまとう」 2 外見が華やかなこと。また、うわべを装い飾ること。「—を張る」「—を競う」 3 栄華をきわめること。権勢の...
きり‐びと【切り人】
主君の寵愛(ちょうあい)を受けて権勢を振るう人。切り者。切れ者。「院の—して、やうやうに讒奏(ざんそう)せられ候ふなれ」〈平家・八〉
愚案(ぐあん)に落(お)・つ
1 おろかな考えに従う。「権勢にやおもねりけん、また愚案にや落ちけん」〈太平記・二〉 2 納得がいく。腑(ふ)に落ちる。「御辞退に及び給ふは何とも—・ち申さず」〈浄・吉野忠信〉