ね‐まわし【根回し】
[名](スル) 1 樹木などの移植の1、2年前に、広がった根を根もとを中心に残して切り、細根の発生を促すこと。 2 交渉や会議などで、事をうまく運ぶために、あらかじめ手を打っておくこと。下工作。...
ね‐まわり【根回り】
1 樹木の株元。また、そこに植える草や木。 2 釣りで、海底の岩の周囲、またはその付近のこと。
ねもと‐ちょっけい【根元直径】
樹木の幹を、根元部分で計測した直径。根元径。→胸高直径 →目通り直径
ねん‐ぎれ【年切れ】
樹木が年によっては実を結ばないこと。としぎれ。
ねん‐だい【年代】
1 経過してきた年月。「—を経た樹木」 2 時の流れをあるまとまりで区切った期間。「一九五〇—」 3 紀元から順に数えた年数。「—順に整理する」 4 年齢層。世代。「同じ—の人」「—の差を感じる」
ねん‐りん【年輪】
1 樹木の横断面にみられるほぼ同心円状の輪。温帯林では形成層の肥大生長が気温で異なり、春から夏にかけて活発に生長し、冬に休止するので、1年の間に粗と密の輪ができる。熱帯降雨林では1年じゅう生長を...
はげ【禿】
1 毛髪が抜け落ちている部分。また、抜け落ちている状態。 2 山などに樹木のなくなっている状態。「—山」
は・げる【禿げる】
[動ガ下一][文]は・ぐ[ガ下二]《「剝(は)げる」と同語源》 1 頭髪が抜け落ちてなくなる。「頭が—・げる」 2 樹木がなくなって、山などの地肌が露出する。「乱伐のため山が—・げる」
はだか‐やま【裸山】
樹木などがなく、山肌の露出している山。はげ山。
はつ‐ぼく【溌墨】
水墨画の技法の一。画面に墨をそそいで一気に着衣の人物像や山・石・樹木などの形を描くと同時に、その濃淡で立体感を表すもの。中国盛唐後期に始まる。→破墨(はぼく)