大(おお)きくな・る
人や動植物が成長する。また、物事の規模や程度が次第に増す。「息子も—・ったものだ」「会社が—・る」
男(おとこ)は辞儀(じぎ)に余(あま)れ
男は、謙遜(けんそん)しすぎるくらいでよい。「はて、—といふ。まづ某(それがし)次第に召され」〈虎寛狂・千切木〉
かい‐びゃく【開闢】
[名](スル) 1 《古くは「かいひゃく」とも》天と地が初めてできた時。世界の始まりの時。「—以来の出来事」 2 信仰の地としての山を開き、あるいは初めて寺院などをつくること。また、その人。開山...
かき‐こ・す【書き越す】
[動サ四]書いてよこす。「初通(しょつう)よりして文章、命も取るほどに、次第次第に—・しぬ」〈浮・一代女・一〉
か・ける【欠ける/缺ける/闕ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二] 1 かたい物の一部分が壊れてとれる。「コップが—・ける」「歯が—・ける」 2 そろうべきものの一部分、または必要なものが抜けている。脱落する。「メンバーが一人...
かずき‐もの【被き物】
1 頭にかぶるもの。かぶりもの。被衣(かずき)や帽子など。 2 自分の負担となるもの。また、損失となるもの。やっかいもの。「さても大きなる—と、次第にうるさくなって」〈浮・文反古・二〉
かたっぱし‐から【片っ端から】
[副]たくさんあるものを次々に処理していくさま。次から次へと。手当たり次第に。かたはしから。「問題を—解いていく」
門松(かどまつ)は冥土(めいど)の旅(たび)の一里塚(いちりづか)
《一休の狂歌で「めでたくもありめでたくもなし」と続く》めでたい門松も、それを立てるたびに年を重ねるから、次第に死に近づく標示ともみられるということ。正月は冥土の旅の一里塚。
かんせつ‐はかい【関節破壊】
関節リウマチで、関節を包む滑膜に炎症が起こり、滑膜が増殖して、関節を構成する軟骨や骨が次第に破壊されること。
がい‐しゅつ【外出】
[名](スル) 1 自宅や勤め先などから、よそへ出かけること。「急用で—する」 2 物が外部に出ていくこと。「正金の次第に—するは当然のことなり」〈神田孝平・明六雑誌二二〉