アスペリティー‐モデル【asperity model】
プレート境界地震の発生モデルの一つ。海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む際、通常は強く固着しているアスペリティーが、剝がれて滑るときに地震が発生するというモデル。従来は境界面に多数存在するア...
アノマロスコープ【anomaloscope】
色覚異常の確定診断に用いられる検査機器。接眼部から覗き込むと上下に二分された円が見え、上半分は緑から黄色を経て赤に、下半分は黄色の明るさが次第に暗くなるよう変化する。上下の色と明るさが同じに見え...
いたり‐せんさく【至り穿鑿】
《「いたりぜんさく」とも》 1 細部にわたって知りたがること。「ああ貴君(あなた)も—なさります」〈一葉・にごりえ〉 2 粋(いき)の限りを尽くすこと。ぜいたくを極めること。「この如く人知らぬ物...
いち‐ざ【一座】
[名](スル) 1 同じ席・場所に座ること。また、それらの人。同席。「祝いの宴に—する」 2 同席の者全部。満座。「—の爆笑を買う」 3 芸能・歌舞伎など興行者の一団体。「—の花形」 4 説法・...
一町(いっちょう)に三所(みところ)
《「一町」は、距離では60間(けん)、約109メートル》1町の間に3か所くらいしかない。まばらなことのたとえ。一丁三所。「次第に人倫絶えて、—ばかり」〈浮・永代蔵・三〉
いん‐いん【隠隠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 かすかではっきりしないさま。「—として黯澹(ほのぐら)い中に」〈紅葉・多情多恨〉 2 音が遠く響くさま。「雷霆(いかずち)の音は次第に遠く—又霆霆(ろうろう)...
インターレース‐ジフ【インターレースGIF】
《interlace GIF》GIF画像の拡張仕様の一。コンピューターにダウンロードして表示する際、画像の上辺から下辺に向かって表示するのではなく、はじめに大まかなモザイク状の画像を表示し、次第...
えい‐げつ【盈月】
新月から満月になるまでの月。次第に円くなっていく間の月。⇔虧月(きげつ)。
エグ‐モルト【Aigues-Mortes】
フランス南部、ガール県の港町。ローヌ川の三角州、カマルグ湿原地帯の潟湖に面し、13世紀、ルイ9世によって築かれた城郭都市に起源する。十字軍遠征の拠点として栄えたが、運河に土砂が溜まり港湾としての...
おい‐の・ける【追い退ける】
[動カ下一][文]おひの・く[カ下二]追って、そこからどかせる。追い払う。「暁の光は次第に四方(あたり)の闇を—・け」〈美妙・武蔵野〉