アスペリティー‐モデル【asperity model】
プレート境界地震の発生モデルの一つ。海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む際、通常は強く固着しているアスペリティーが、剝がれて滑るときに地震が発生するというモデル。従来は境界面に多数存在するア...
アノマロスコープ【anomaloscope】
色覚異常の確定診断に用いられる検査機器。接眼部から覗き込むと上下に二分された円が見え、上半分は緑から黄色を経て赤に、下半分は黄色の明るさが次第に暗くなるよう変化する。上下の色と明るさが同じに見え...
阿弥陀(あみだ)の光(ひかり)も金次第(かねしだい)
《「阿弥陀の光」は、阿弥陀如来の御利益(ごりやく)》仏様の御利益も賽銭(さいせん)の多寡で決まるの意で、金の威光の大きさをいう。地獄の沙汰も金次第。阿弥陀も銭ほど光る。
あ・る【有る/在る】
[動ラ五][文]あ・り[ラ変] 1 事物が存在する。「庭には池が—・る」「重大な欠陥が—・る」 2 その場所に存在する。位置する。「本社は東京に—・る」「沖ノ鳥島は日本最南端に—・る」 3 ...
いいなり‐さんぼう【言ひ成り三宝】
「言い成り次第」に同じ。「病人の—にしてあげなせえ」〈滑・浮世風呂・二〉 [補説]仏法僧の三宝のように、他人の言うことを尊重する意味からか。
いいなり‐ほうだい【言(い)成り放題】
「言い成り次第」に同じ。「上役の—に動く」
いか‐ん【如何/奈何】
《「いかに」の音変化》 [名]事の次第。なりゆき。ようす。「理由の—によっては」「事の成否は君の協力—による」 [副]文末に用いて、状態などについての疑問を表す。どんなであろうか。「君の心境や—」
いたり‐せんさく【至り穿鑿】
《「いたりぜんさく」とも》 1 細部にわたって知りたがること。「ああ貴君(あなた)も—なさります」〈一葉・にごりえ〉 2 粋(いき)の限りを尽くすこと。ぜいたくを極めること。「この如く人知らぬ物...
いち‐ざ【一座】
[名](スル) 1 同じ席・場所に座ること。また、それらの人。同席。「祝いの宴に—する」 2 同席の者全部。満座。「—の爆笑を買う」 3 芸能・歌舞伎など興行者の一団体。「—の花形」 4 説法・...
一町(いっちょう)に三所(みところ)
《「一町」は、距離では60間(けん)、約109メートル》1町の間に3か所くらいしかない。まばらなことのたとえ。一丁三所。「次第に人倫絶えて、—ばかり」〈浮・永代蔵・三〉