あさのうた【朝の歌】
《原題、(フランス)Chanson de Matin》エルガーのバイオリンとピアノのための楽曲「二つの小品」の第1曲。1890年頃に作曲。第2曲「夜の歌」と対をなす。自身の弦楽四重奏曲の第2楽章...
あさひなしまめぐりのき【朝夷巡島記】
読本。6編29巻。曲亭馬琴著。歌川豊広画。文化12年〜文政10年(1815〜27)刊。中国の小説「快心編」に学び、安房(あわ)で育った木曽義仲の子朝夷三郎の一代記を描いたもの。あさいなじゅんとうき。
あさひ‐やま【朝日山】
京都府宇治市にある山。[歌枕]「ふもとをば宇治の川霧立ちこめて雲居に見ゆる—かな」〈新古今・秋下〉
あさま‐もの【浅間物】
歌舞伎舞踊の一系統。「傾城浅間嶽(けいせいあさまがたけ)」から、巴之丞と傾城奥州との情話が独立したもの。
あさま‐やま【浅間山】
群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。標高2568メートル。天明3年(1783)の大爆発では多数の死者を出し、溶岩流は鬼押出(おにおしだし)などを形成した。あさまのたけ。[歌枕]
あさ‐み【浅み】
1 川などの、浅い所。⇔深み。 2 歌舞伎のかつらの一。僧侶の役に用いる。
あざけ・る【嘲る】
[動ラ五(四)] 1 ばかにして悪く言ったり笑ったりする。「人の失敗を—・る」 2 風月に心ひかれて声を上げて詩歌を吟じる。「月に—・り、風にあざむくこと絶えず」〈後拾遺・序〉
あざむ・く【欺く】
[動カ五(四)] 1 言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。言いくるめる。だます。「敵を—・く」「まんまと—・く」 →騙(だま)す[用法] 2 (「…をあざむく」の形で)…と負けずに張...
あざわ・る【糾はる】
[動ラ四]絡みつく。もつれあう。まつわる。あざなわる。「我が手をば妹(いも)にまかしめ真栄葛(まさきづら)手抱(たた)き—・り」〈継体紀・歌謡〉
あしがら‐やま【足柄山】
神奈川・静岡県境にある足柄峠を中心とする山地。古くは金時山を含めた山々の総称。坂田金時(金太郎)の伝説の地。[歌枕]