あや‐がわ【綾川】
香川県中央部を流れる川。県最長の川で、長さ38キロ。讃岐(さぬき)山脈最高峰の竜王山北麓に源を発して北流し、坂出(さかいで)市で瀬戸内海に注ぐ。上流の綾歌(あやうた)郡綾川町に長柄(ながら)ダム...
あやぐ
沖縄県宮古諸島の歌謡の総称。狭義にはその民謡をさすが、広義には、はやり歌からわらべ歌まで、歌謡全般をさす。
あや‐こまい【綾子舞】
新潟県柏崎市女谷(おなだに)の下野・高原田両地区に伝わる民俗芸能。踊り・囃子(はやし)舞・狂言からなり、初期歌舞伎踊りの姿を今日に残すものとして貴重。重要無形民俗文化財。
あやつり‐きょうげん【操り狂言】
1 操り芝居のこと。 2 人形浄瑠璃を歌舞伎化したもの。義太夫狂言。丸本(まるほん)歌舞伎。
あやつりさんば【操三番】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「柳糸引御摂(やなぎのいとひくやごひいき)」。嘉永6年(1853)江戸河原崎座で初演。翁(おきな)・千歳(せんざい)をぜんまい人形、三番叟(さんばそう)を糸操りの所作で演...
あゆち‐がた【年魚市潟】
名古屋市南区辺りの、かつては入り海であった一帯。[歌枕]「桜田へ鶴(たづ)鳴き渡る—潮干にけらし鶴鳴き渡る」〈万・二七一〉
あら‐ごと【荒事】
1 歌舞伎で、武士や鬼神などの荒々しさを誇張して演じること。また、その演出様式やそれを演じる狂言。創始者とされる初世団十郎以来市川家のお家芸で、江戸歌舞伎の特色。→和事(わごと) →実事(じつご...
あらごと‐し【荒事師】
1 歌舞伎で、荒事を得意とする役者。 2 荒っぽい仕事をする人。
あらたえ【荒栲】
筏井嘉一(いかだいかいち)の第1歌集。昭和15年(1940)刊。
あらたま
斎藤茂吉の第2歌集。大正10年(1921)刊。大正2年(1913)から大正6年(1917)にかけての作品、746首を収める。