ローレライ
《(ドイツ)Lorelei》ドイツ西部、ライン川中流の峡谷の東岸に垂直にそびえる奇岩。高さ132メートル。また、その岩上にいて、美しい歌で舟人を誘惑し破滅させるという伝説の魔女。 《(ドイツ...
わい‐か【猥歌】
卑猥な歌。みだらな歌。艶歌(つやうた)。春歌。
わ‐か【和歌/倭歌】
1 漢詩に対して、上代から行われた日本固有の詩歌。五音と七音を基調とする長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)・片歌(かたうた)などの総称。平安時代以降は主に短歌をさすようになった。やまとうた。 2 《...
わかい‐しゅ【若い衆】
1 年の若い男。若者。若い者。「町内の—」 2 若い使用人。商家では小僧・丁稚(でっち)より年上の若い使用人。若い者。 3 歌舞伎で、最下級の役者。若い者。 4 歌舞伎の楽屋、芝居茶屋、遊郭など...
わか‐おとこ【若男】
1 能面の一。若い男を表す。「女郎花(おみなめし)」「歌占」などに用いる。 2 文楽人形の首(かしら)の一。前髪のある若衆を表す。眉目秀麗で、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の勝頼など...
わかきひのうた【若き日の歌】
《原題、(ドイツ)Lieder und Gesänge aus der Jugendzeit》マーラーの歌曲集の通称。全14曲。1880年から1891年にかけて作曲。声楽独唱とピアノ伴奏のための...
わか‐ぎ【若気】
「わかげ(若気)」に同じ。「私(わつし)あ—だ」〈鏡花・歌行灯〉
わかくさ‐やま【若草山/嫩草山】
奈良市の春日山(かすがやま)の北にある山。標高342メートル。全山芝に覆われて3層の斜面をなし、毎年1月に山焼きが行われる。三笠山ともいうが、古歌の三笠山とは別。→三笠山
わかくほん【和歌九品】
平安中期の歌論書。1巻。藤原公任著。寛弘6年(1009)以後の成立とされる。和歌を九つの品等に分け、それぞれ2首の例歌をあげて優劣を論じたもの。余情を最高としている。
わかくるす‐ばら【若栗栖原】
クリの若木が多く生えている原。「引田(ひけた)の—若くへに率寝てましもの老いにけるかも」〈記・下・歌謡〉