おもて‐げんかん【表玄関】
1 家の正面の玄関。来客のために用いる正式の出入り口。⇔内玄関。 2 国家・都市などの主要な入り口としての駅・空港・港の類。「日本の—である成田国際空港」
おもて‐つき【表付き】
1 建物の正面。「銀座通りに面した—とはちがって」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 雪駄などで、畳表のついたもの。 3 外見。みてくれ。「内証はともあれ、—のよい、親にかかりの息子には」〈浮・禁短気・六〉
面(おもて)を向(む)か・う
1 顔を向ける。対面する。「是を射そんずる物ならば、弓きりをり自害して、人に二たび—・ふべからず」〈平家・一一〉 2 まともに立ち向かう。正面から敵対する。「十万余騎にて都を立ちし事柄は、なに—...
かい‐せん【界線】
1 二つの地域の境界を表す線。 2 投影図で、正面と平面との境界を示す横の線。 3 非ユークリッド幾何学で、平行線群を直角に切る線。半径が無限大の円弧で、直線ではないとする。
かがみ‐いた【鏡板】
1 壁・天井などに張る、平らで滑らかな一枚板。 2 能舞台の後方正面の羽目板。ふつう、大きく1本の老松を描く。 3 轡(くつわ)の部分の名。はみの両端に付いて馬の口脇をおさえる金具。
かけ‐あい【掛(け)合い/懸(け)合い】
1 互いに掛けること。「技の—」「水の—」 2 要求などについて先方と話し合うこと。交渉。談判。「地主に—に行く」 3 一つの事を二人以上が交互にすること。また、その演芸。掛け合い話、掛け合い万...
かごめ‐かごめ
《「かごめ」は「囲む」の命令形「囲め」からか》しゃがんで両手で目を隠した一人を、籠の中の鳥に見立て、他の者たちは手をつなぎ輪を作って、歌いながら回り、歌が終わって止まったときに、中の者にその真後...
かすが‐づくり【春日造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り・妻入りで、正面に階隠(はしかく)しをつけ、棟には置き千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)を置く。奈良時代に完成したものという。春日大社本殿がその代表例。
かとう‐ぐち【火灯口】
1 壁面などに設ける火灯形の出入り口。特に、茶室の出入り口の形式の一。鴨居や方立(ほうだて)を使わず、一般には上をアーチ状に丸く塗り固めたもの。給仕口や茶道口によく使われる。 2 歌舞伎の大道具...
カフェにて
《(フランス)Au Café》洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。1949年、藤田の米国滞在中の作品。乳白色の肌の女性がカフェのテーブルに頰杖をついて座っている姿を正面から描いたもの。フランス、ポンピ...