てらこ‐や【寺子屋/寺小屋】
江戸時代の庶民の教育施設。僧侶・武士・神官・医者などが師となり、読み・書き・そろばんを教えた。教科書は「庭訓(ていきん)往来」「童子教」など。明治以後、義務教育の普及によって消滅。寺。寺屋。 ...
てら‐ざむらい【寺侍】
江戸時代、門跡寺院など格式の高い寺に仕えた武士。
とう【党】
1 利害や目的などの共通性によって結びついた集団。仲間。「—をなす」 2 政治的な主張を一にする人々の団体。政党。「—の方針」 3 中世における武士の集団。平安後期以降、血縁的武士団が発達し、の...
とう‐い【東夷】
1 古代中国人が東方の異民族を称した語。→西戎(せいじゅう) →南蛮 →北狄(ほくてき) 2 昔の日本で、京都の人が東国の武士を呼んだ語。あずまえびす。
とうきょう‐しんでん【東京新田】
明治2年(1869)東京からの入植者によって開拓された下総台地上の土地。江戸幕府の直轄地だった放牧地に、政府が明治維新で失職した武士などを入植させたもの。松戸から佐倉・八街(やちまた)・香取まで...
とうちゅうけん‐くもえもん【桃中軒雲右衛門】
[1873〜1916]浪曲師。茨城の生まれ。本名、岡本峰吉。門付け芸にすぎなかった浪曲(浪花節)を、大劇場で通用する芸に高めた、浪曲中興の祖。宮崎滔天(みやざきとうてん)らと交わり、浪曲によって...
とお‐さぶらい【遠侍】
武家の屋敷で、主屋から遠く離れた中門のわきなどに設けられた警護の武士の詰め所。とおさむらい。外侍(そとさぶらい)。→内侍(うちさぶらい)
時(とき)を奏(そう)・す
昔、宮中で夜警の武士が時刻を告げ知らせる。「時奏する、いみじうをかし」〈枕・二九〇〉
と‐じょう【外城】
1 「がいじょう(外城)」に同じ。 2 江戸時代、薩摩藩の行政区画。身分的には武士である外城衆中が日常は農業を営み、地方(じかた)役人として農民を支配した。
との‐ばら【殿原】
《「ばら」は複数を表す接尾語》身分の高い人々や武士などを敬っていう語。殿たち。「これを見給へ、東国の—」〈平家・九〉