良(よ)うせずは
悪くすると。「—孫などもはひ歩きぬべき人の親どち昼寝したる」〈枕・二五〉
よう‐とう【揺蕩】
[名](スル)ゆれ動くこと。また、ゆり動かすこと。蕩揺。「ゆらゆら—しながらたったひとりで歩いている」〈太宰・お伽草紙〉
ように‐な・る【様になる】
[連語]「様だ6」に同じ。「子供が歩ける—・った」
ようやく【漸く】
[副] 1 長い間待ち望んでいた事態が遂に実現するさま。やっとのことで。「戦争が終わり—平和になった」 2 苦労した結果、目標が達成できるさま。かろうじて。何とか。「迷ったすえに—たどりついた」...
よう‐よう【揚揚】
[ト・タル][文][形動タリ]誇らしげなさま。得意げなさま。「意気—と引きあげる」「—と正面を向いて歩いている」〈漱石・虞美人草〉
よかよか‐あめ【善か善か飴】
物売りの一。飴をさした盤台を頭上にのせ、太鼓を打ち「よかよか、どんどん」とはやしながら、飴を売り歩いたもの。明治から昭和初期まであった。
よかんべい【与勘平】
1 浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑」に登場する奴(やっこ)の名。 2 文楽人形の首(かしら)の一。1に由来。時代物で、強がりで向こう見ずな三枚目の端敵(はがたき)役に用いる。 3 物売りの一種。安永(1...
よがな‐よっぴて【夜がな夜っぴて】
[副]夜通し。一晩中。「—騒ぎ歩く」→夜っぴて
よく‐せい【翼成】
[名](スル)助けて事をなしとげさせること。力を添えて成就させること。「人間は此福(さいわい)を犠牲にして、纔(わず)かに世界の進歩を—している」〈鴎外・妄想〉
よ・ける【避ける/除ける】
[動カ下一][文]よ・く[カ下二] 1 触れたり出あったりしないようにわきに寄る。また、身をかわしてさける。「日なたを—・けて歩く」「車を—・ける」 2 前もって被害を防ぐ。災いなどからのがれよ...