した‐ば【下歯】
1 下の歯茎に生えた歯。下の歯。かし。⇔上歯(うわば)。 2 近世、下層下級で妻をいう語。「—はむごくしねえがいいぜ」〈滑・浮世床・二〉
しだ【羊歯/歯朶】
シダ植物の総称。花はなく、胞子によって繁殖するが、特に無性世代の胞子体をさしていう。シノブ・ワラビ・ゼンマイなどがあるが、ウラジロをいうことが多い。《季 新年》「誰が聟(むこ)ぞ—に餅負ふ丑の年...
よう‐し【羊歯】
⇒しだ(羊歯)
しつ‐し【櫛歯】
「くしば(櫛歯)」に同じ。
しゅしん‐こうし【朱唇皓歯】
赤いくちびると白い歯。美人を形容する語。
しょう‐きゅうし【小臼歯】
犬歯と大臼歯の間にある臼歯。人間では上下左右に各2本ずつ、合計8本ある。初め乳歯として生じのちに永久歯に生え変わる。前臼歯。
しょう‐し【尚歯】
《「礼記」祭義から。「歯」は年齢の意》老人を尊敬すること。敬老。
しら‐は【白歯】
1 白い歯。 2 《昔、歯を黒く染めた既婚の女性に対して》未婚の女性。処女。「—で家に居るではなし、余故(よそ)へ縁附いていた所で」〈紅葉・二人女房〉
しん‐し【唇歯】
1 くちびると歯。 2 互いに利害関係が密接であること。「—の間柄」
じゅうもんじ‐しだ【十文字羊歯】
オシダ科の多年生のシダ。山林に生え、高さ約50センチ。葉身は羽状に分かれ、基部に近い羽片だけが横に大きく伸びてさらに羽状に分かれ、十字形になる。撞木(しゅもく)羊歯。