嘴(くちばし)を鳴(な)ら・す
1 しゃべりたてる。 2 歯ぎしりをして悔しがる。「女—・し…思ひ死にをさしたその恨みにと飛んでかかるを」〈浮・一代男・四〉
唇(くちびる)亡(ほろ)びて歯(は)寒(さむ)し
《「春秋左伝」僖公五年から》互いに助け合う関係にあるものの一方が滅びると、他の一方も危うくなるたとえ。唇亡歯寒(しんぼうしかん)。
くちゅ‐くちゅ
[副](スル)少量の水分・水気を含んで動かすさま。また、その際のやや高い音。「歯磨き後に口を—(と)すすぐ」
くっそく‐るい【掘足類】
掘足綱の軟体動物の総称。管状の貝殻の口から足を出し砂を掘って潜る。体は左右相称。口に歯舌(しぜつ)をもつが、目はなく、口の周囲から探餌(さくじ)・感覚器官の頭糸を出す。ツノガイなど日本に約90種...
くぼ・い【凹い/窪い】
[形][文]くぼ・し[ク] 1 まわりより低くなっている。へこんでいる。くぼんでいる。「前歯の抜けた—・い口が」〈嘉村・途上〉 2 劣っている。また、身分が低い。卑しい。「囲(かこは)れは長屋の...
くやし‐が・る【悔しがる】
[動ラ五(四)]悔しさを態度・表情に表す。「歯ぎしりして—・る」
クラウン【crown】
1 王位を表す冠。王冠。 2 王冠の模様のある英国の5シリング銀貨。 3 帽子の山の部分。 4 虫歯を治療したあとの歯にかぶせる、金属・セラミック製の覆い。被せ物。
クラウン‐ギア【crown gear】
傘歯車で、一方のピッチ面が平面になっているもの。平歯車におけるラックに相当。速度比が大きくて、二軸が交わるときに用いる。冠歯車。
クランチ【crunch】
1 キャンディーの砕いたものや、砕いたナッツなどを混ぜた歯ざわりを楽しむチョコレートやあめ類など。 2 あお向けの状態から、背中の中部が浮くぐらいまで上体を持ち上げる腹筋運動。腰は床面から離さな...
くる・う【狂う】
[動ワ五(ハ四)] 1 精神の正常な調和がとれなくなる。気が違う。気がふれる。「気が—・う」「—・ったようにわめく」 2 物事・機械の働きや状態が正常でなくなる。「時計が—・う」「音程の—・った...