たはつせい‐こつずいしゅ【多発性骨髄腫】
血液細胞の一つである形質細胞の癌(がん)。免疫グロブリンをつくる形質細胞が癌化すると、異常な抗体が大量に産生され、正常な抗体が著しく減少する。このため免疫機能が低下し、骨髄の造血機能が阻害される...
たまかずら【玉鬘】
源氏物語第22巻の巻名。光源氏、34歳から35歳。成人して筑紫から上京した玉鬘が、源氏の養女となるいきさつを描く。 の女主人公の名。頭中将(とうのちゅうじょう)の娘。母は夕顔。筑紫から上京...
たまのうみ‐まさひろ【玉の海正洋】
[1944〜1971]力士。第51代横綱。愛知県出身。本名、谷口正夫。昭和46年(1971)盲腸の手術後、27歳の若さで急死。優勝6回。→第50代横綱佐田の山 →第52代横綱北の富士
ため【溜め】
1 ためておくこと。また、ためておくところ。「バックスイングに—をつくる」 2 こえだめ。 3 江戸時代、牢(ろう)内で重病になった者および15歳未満の者を入れた施設。浅草と品川にあった。
たゆう【大夫/太夫】
1 ⇒たいふ(大夫)1 2 神主・禰宜(ねぎ)などの神職の称。たいふ。 3 御師(おし)の称。 4 芸能をもって神事に奉仕する者の称号。 5 猿楽座の座長。江戸時代以降は、観世・金春(こんぱる)...
たる‐ざかな【樽肴】
贈り物の酒樽(さかだる)と酒のさかな。「歳暮の御使者とて、太刀目録、御小袖、—」〈浮・胸算用・五〉
たるまえ‐さん【樽前山】
北海道南西部、支笏(しこつ)湖の南東、苫小牧市と千歳市との境にある火山。標高1041メートル。明治42年(1909)の大爆発で火口丘に高さ約130メートルの溶岩円頂丘が一夜で再生した。
たわ【撓】
[形動][文][ナリ]「たわわ」に同じ。「一歳柿などはすでに枝も—に実っている」〈蘆花・思出の記〉 [名] 1 山の尾根のくぼんで低くなった所。山の鞍部(あんぶ)。たおり。「山の—より御船を...
たん【旦】
[常用漢字] [音]タン(呉)(漢) ダン(慣) 〈タン〉あさ。夜明け。「旦夕/一旦・元旦・吉旦・月旦・歳旦・早旦・明旦」 〈ダン〉「檀」の略字。「旦那(だんな)」 [名のり]あき・あきら・...
たんじかんきんむ‐せいど【短時間勤務制度】
所定労働時間を通常よりも短くする制度。育児・介護休業法では、3歳未満の子を養育する労働者が希望する場合、1日の所定労働時間を原則として6時間とすることを事業主に義務付けている。