ふん‐し【憤死】
[名](スル) 1 激しい怒りのうちに死ぬこと。「—するかと想うばかりの険相で」〈紅葉・二人女房〉 2 野球で、ランナーが惜しいところでアウトになること。「本塁突入むなしく—する」
ぶんだん‐しょうじ【分段生死】
仏語。六道に輪廻(りんね)する凡夫の生死。人の身は寿命・果報などに一定の限界があるところから分段という。→変易生死(へんやくしょうじ)
ぶんれつ‐し【分裂死】
⇒増殖死
プログラム‐さいぼうし【プログラム細胞死】
特定の細胞が特定の場面で自らを消去する仕組み。多細胞生物の個体発生や形態形成において、あらかじめプログラムされた遺伝子発現の順序に従って能動的に細胞のアポトーシスやネクロプトーシス、オートファジ...
へいおん‐し【平穏死】
末期の患者が延命治療などを受けず、自然な衰弱にまかせて死亡すること。
へい‐し【斃死】
[名](スル)のたれ死にすること。行き倒れ。「たとい—するとも初志を貫きたい」
へん‐し【変死】
[名](スル)事故死・他殺・自殺など、ふつうでない死に方で死ぬこと。「密室で—する」「—体」
へんやく‐しょうじ【変易生死】
仏語。聖者が迷いの世界を離れて、輪廻(りんね)を超えた仏果に至るまでに受ける生死。→分段生死
ほうきょうにんのし【奉教人の死】
芥川竜之介の短編小説。大正7年(1918)9月、雑誌「三田文学」に発表。長崎を舞台に、あるキリシタン孤児の殉教を描く。
ほたるのし【蛍の死】
藤本義一による、織田作之助の伝記。シリーズ「わが織田作」の第4作(最終作)。平成元年(1989)刊。