クロルデン【chlordane】
有機塩素系化合物の一。農薬・家庭用殺虫剤・家庭用白あり駆除剤などとして用いられてきたが、現在は使用禁止。
クロルピクリン【chlorpicrin】
漂白粉の懸濁液にピクリン酸を加え、蒸留して得られる無色の油状の液体。殺虫・殺菌・殺鼠(さっそ)剤、窒息・催涙性の毒ガスなどに用いる。クロロピクリン。塩化ピクリン。化学式CCl3NO2
クロールピクリン【(ドイツ)Chlorpikrin】
気化して刺激性・催涙性のガスを発する、無色油状の液体。穀物などの殺虫殺菌剤、毒ガスなどに使用する。
くんえん‐ざい【燻煙剤】
加熱によって煙霧質となり、殺虫・殺菌の効力のある薬剤。
くん‐じょう【燻蒸】
[名](スル) 1 いぶしむすこと。いぶった煙が立ちのぼること。 2 有毒ガスでいぶして殺虫・消毒を行うこと。「倉庫の穀物を—する」
くんじょう‐ざい【燻蒸剤】
常温で気体の状態で作用させて殺虫・殺菌をする薬剤。建物を密閉して用いる。クロルピクリン・酸化エチレン・臭化メチルなど。
さくさん‐どう【酢酸銅】
酸化銅または塩基性炭酸銅を酢酸に溶かして得られる暗緑青色の結晶。殺菌剤・殺虫剤・医薬品などに使用。一水塩の化学式Cu(CH3COO)2 ・ H2O
さん‐ぷん【散粉】
殺虫剤など、粉状のものをまくこと。「—機」
しょうしゃ‐しょくひん【照射食品】
殺菌・殺虫・発芽抑制などのために放射線を照射した食品。法律で規制されており、日本では、昭和47年(1972)ジャガイモの発芽防止用の許可が最初。
しょくひん‐しょうしゃ【食品照射】
殺菌・殺虫・発芽止めのために食品に放射線を浴びせること。日本ではジャガイモの芽止めに使用。