しんとういこうせい‐さっちゅうざい【浸透移行性殺虫剤】
根などから薬効成分が吸収され、植物体自体に殺虫効果をもたせる農薬。浸透性殺虫剤。
しんとうせい‐さっちゅうざい【浸透性殺虫剤】
⇒浸透移行性殺虫剤
ジクロルボス【dichlorvos】
農薬・殺虫剤の一。有機リン系化合物で毒性が強く、ハエ・蚊・ゴキブリなどの害虫駆除に効果がある。残留性は低いとされる。DDVP。 [補説]平成20年(2008)中国製輸入冷凍ギョーザやインゲンから...
ジクロロベンゼン【dichlorobenzene】
ベンゼンの水素原子二つを塩素原子で置換した有機化合物。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。パラジクロロベンゼンは衣類の防虫剤や殺虫剤として広く用いられる。化学式C6H4Cl2 DCB。
じょちゅう‐ぎく【除虫菊】
キク科の多年草。高さ約60センチ。夏、白色で中央が黄色の頭状花をつける。花はピレトリンを多く含み、乾かし粉末にして蚊取り線香や農業用の殺虫剤の原料にする。バルカン半島の原産。のみとりぎく。しろば...
せきゆ‐にゅうざい【石油乳剤】
灯油または軽油をせっけんなどの乳化剤で水中に分散させたもの。殺虫剤を加えて消毒や害虫駆除に用いる。
せっかいいおう‐ごうざい【石灰硫黄合剤】
農薬の一。有効主成分は多硫化カルシウムで、ハダニ・カイガラムシやうどんこ病・銹(さび)病の殺虫・殺菌、およびミカンの着色促進に用いられる。
せっしょく‐ざい【接触剤】
殺虫剤の一。害虫の体に触れて、その神経を麻痺(まひ)させるもの。除虫菊・ニコチン・ドリン剤・パラチオンなどの類。
せんたく‐どくせい【選択毒性】
特定の生物だけに著しく作用する毒性。医療分野における特定の病原菌に作用する抗生物質や化学療法剤のほか、人体への毒性が低く、昆虫や雑草などに作用する殺虫剤や農薬に利用される。
タバコ【(ポルトガル)tabaco】
1 ナス科の多年草。日本では一年草。高さ1.5〜2メートルになり、大きい楕円形の葉が互生する。夏、細長いらっぱ状の淡紅色の花を多数開く。葉にニコチンを含み、喫煙用に加工したり、殺虫剤の原料とした...