出典:gooニュース
73年ぶり建造の捕鯨母船が初漁へ、鯨食文化維持に期待 70トン級引き揚げも可能
山口県下関市を出港した捕鯨母船「関鯨丸」は25日、寄港した東京港から東北・北海道沖に向かい初漁に臨む。関鯨丸は73年ぶりに建造された捕鯨母船で、南極海まで到達可能といった最新鋭の技術を搭載。捕獲海域は排他的経済水域(EEZ)で頭数も限られ、鯨肉の消費低迷など苦境続きの商業捕鯨だが、鯨食文化の持続と食料安全保障に向けた一歩として期待されている。
73年ぶり新造の捕鯨母船「関鯨丸」、東京港に初入港…社長「商業捕鯨続けられる」
国産の捕鯨母船としては73年ぶりに新造された「関鯨(かんげい)丸」が23日、東京港に初入港した。25日に出港し、東北と北海道沖でニタリクジラやイワシクジラを求めて操業する予定で、今回が初めての漁となる。
初出漁の捕鯨母船「関鯨丸」、保有会社「ナガスクジラ捕獲が前提」
新たな捕鯨母船「関鯨丸」は21日、東北沖で行う初めての漁に向けて母港の下関港(山口県下関市)を離れた。水産庁がナガスクジラを新たな捕獲対象にする方針を示し、関鯨丸への注目が内外から高まっている。 下関市が主催した初出漁式に、鯨肉加工業者ら大勢の関係者が招かれた。前田晋太郎市長は「この数年、鯨に関係する環境は激変している。
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