お‐ば【祖母】
《「おおば」の音変化》父母の母。そぼ。⇔祖父(おじ)。「かの御—北の方」〈源・桐壺〉
お‐ばば【御祖母/御婆】
祖母または老年の女性を親しんでいう語。⇔おじじ。
おび‐くらげ【帯水母】
オビクラゲ科の有櫛(ゆうしつ)動物。体が平たい帯状のクラゲで、全長約1メートルに達し、寒天質で透明。世界の温水域に広く分布し、浮遊生活をする。
おも【母】
1 はは。「韓衣(からころむ)裾に取り付き泣く子らを置きてそ来ぬや—なしにして」〈万・四四〇一〉 2 乳母。ちおも。「みどり子のためこそ—は求むといへ乳(ち)飲めや君が—求むらむ」〈万・二九二五〉
おわん‐くらげ【御椀水母】
《Aequorea》オワンクラゲ科のクラゲ。傘の直径は最大約20センチ。刺激を与えるとGFP(緑色蛍光たんぱく質)のはたらきにより、生殖腺が青白く発光する。この発光原理が分子イメージングなどに応...
おんば【乳母】
《「おうば」の音変化》うば。めのと。
かか【嚊/嬶/母】
1 (嚊・嬶)庶民階層で、妻をいう語。かかあ。「無うなれば—が貰いに行く」〈露伴・椀久物語〉 2 (母)母親を親しんで呼ぶ語。母親が、子供に向かって自分のことを言う場合にも用いる。おかあさん。お...
かげのせいぼ【影の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna delle Ombre》フラ=アンジェリコの絵画。縦195センチ、横273センチ。フィレンツェのサンマルコ美術館(サンマルコ修道院)の壁にテンペラおよびフレス...
かぞ‐いろは【父母】
《古くは「かそいろは」》父と母。両親。かぞいろ。「—何(いか)に哀れと思ふらん、三年(みとせ)になりぬ足立たずして」〈太平記・二五〉
かな‐へび【金蛇/蛇舅母】
有鱗(ゆうりん)目カナヘビ科のトカゲ。草地などにみられ、体長約20センチで、尾がその3分の2を占める。体は暗灰褐色で、黒の帯状斑紋があり、腹は白または淡黄色。日本特産。かなちょろ。日本かなへび。