げんし‐ねつ【原子熱】
原子量と比熱の積。1グラム原子の物質の温度を1度上げる熱量。
ていあつ‐ひねつ【定圧比熱】
圧力を一定に保ったまま、温度をセ氏1度上昇させるのに要する熱量。主に気体についていう。→定積比熱
ていあつ‐モルひねつ【定圧モル比熱】
圧力を一定に保ったまま、物質1モルの温度をセ氏1度上昇させるのに要する熱量。主に気体についていう。→定積モル比熱
ていせき‐ひねつ【定積比熱】
容積を一定に保ったまま、温度をセ氏1度上昇させるのに要する熱量。主に気体の場合に用いる。定容比熱。→定圧比熱
ていせき‐モルひねつ【定積モル比熱】
体積を一定に保ったまま、温度をセ氏1度上昇させるのに要する熱量。主に気体の場合に用いる。定容モル比熱。→定圧モル比熱
ていよう‐ひねつ【定容比熱】
⇒定積比熱(ていせきひねつ)
ていよう‐モルひねつ【定容モル比熱】
⇒定積モル比熱
デュロンプティ‐の‐ほうそく【デュロンプティの法則】
固体元素の原子熱、すなわち比熱と原子量との積は、常温付近ではどれもほとんど等しいという法則。1819年、フランスの化学・物理学者デュロン(P.L.Dulong)と物理学者プティ(A.T.Peti...
ねつ‐かんせい【熱慣性】
物質の熱しにくさ、冷えにくさの度合い。温度変化に対する抵抗の度合いを表す尺度で、熱伝導度・密度・比熱の積の平方根で表される。この値が小さい物質は熱しやすくて冷めやすく、大きい物質は熱しにくくて冷...
ねつりょう‐けい【熱量計】
熱量を測定する装置。熱容量のわかっている物質に、測定する物質の熱を吸収させて測定する水熱量計・金属熱量計など。比熱・潜熱・反応熱などの測定に使用。カロリーメーター。