めき‐しゃき
[副]きっぱりと物を言うさま。「—とせりふせにゃおかんわいの」〈滑・膝栗毛・八〉
メッシュ【(フランス)mèche】
毛髪の一部分を染めること。また、染めた部分。
めでたくな・る
「死ぬ」「倒れる」などを忌んでいう語。おめでたくなる。「親かたも今に—・りやすから」〈滑・膝栗毛・発端〉
メデュラ【medulla】
3層構造からなる毛髪の中心部を構成する物質。多数の空胞があり、空気を含む。毛髄質。→キューティクル →コルテックス
め‐なもみ【豨薟】
キク科の一年草。山野に生え、高さ約1メートル。全体に毛があり、葉は卵形で対生する。秋、黄色い花が多数咲く。花を包む総苞(そうほう)に腺毛があり、粘液を出す。漢方で全草を腫瘍(しゅよう)などに薬用...
目(め)に秋毫(しゅうごう)の末(すえ)を察(さっ)すれば耳(みみ)に雷霆(らいてい)の声(こえ)を聞(き)かず
《「淮南子(えなんじ)」俶真訓から》動物の毛の先ばかりを見ていると雷の激しい音が聞こえない。小さい事に心が向いていると、重大な事に気づかないというたとえ。
め‐の‐こ【目の子】
「目の子勘定」「目の子算」の略。「前巾着より—に読んでやり」〈浮・好色産毛・四〉
め‐はじき【目弾】
1 シソ科の二年草。原野に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱で、全体に白い毛を密生する。根際の葉は心臓形で大きいが、上部の葉は深い切れ込みがある。7〜9月、茎の上部に淡紅紫色の唇形の花を数段つけ...
メラニン【melanin】
動物の皮膚や毛、目の結膜などに存在する黒色の色素。チロシンを基にして生成される。皮膚では過剰な光の吸収に役立ち、紫外線を遮る働きをし、直射日光にさらされると生成量が増える。メラニン色素。
メリノ【merino】
1 家畜の羊の一品種。スペインの原産で、オーストラリア・フランス・アメリカなどで改良された。毛は長く質がよい。群居性があり、雄は角をもつ。メリノー。 2 1の毛を素材とした高級な毛織物。メリノウール。