し【氏】
[名] 1 同一血族の系統。うじ。 2 話し手・相手以外の第三者。代名詞的に用いる。「—は静養中」 [接尾] 1 氏名に付けて敬意を表す。主として男子に用いる。「佐藤—は欠席」 2 氏族の姓...
し【氏】
[音]シ(漢) [訓]うじ [学習漢字]4年 〈シ〉 1 血統を同じくする集団。うじ。「氏族・氏名/姓氏・平氏・李氏(りし)」 2 姓名に添えて敬意を表す語。「某氏・山田氏」 3 敬意をもって...
しつめい‐し【失名氏】
名前のわからない人を示すときなどに用いる語。なにがし。無名氏。「—の詩」
しば【斯波】
姓氏の一。 清和源氏。鎌倉中期、足利家氏が陸奥(むつ)斯波郡を領地としたのに始まる。嫡流は室町幕府の管領家となった。 [補説]「斯波」姓の人物斯波四郎(しばしろう)斯波園女(しばそのめ)斯波...
しょう‐し【尚氏】
琉球王国の王統。15世紀初頭に尚巴志が沖縄本島を統一(第1尚氏)、1470年新王朝に代わり(第2尚氏)、以後、中国と島津氏に属して明治まで続いた。
しょ‐し【諸氏】
多くの人々を敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。「—の活躍を期待する」
ジキルはかせとハイドし【ジキル博士とハイド氏】
《原題The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde》R=L=スチーブンソンの怪奇小説。1886年刊。医師のジキルは薬で夜ごとに悪の人格ハイドに変身し善悪...
じ‐し【慈氏】
《(梵)Maitreyaの訳。弥勒と音写》弥勒菩薩(みろくぼさつ)の異称。慈氏尊。
すがわら【菅原】
姓氏の一。もと土師(はじ)氏。古人(ふるひと)のとき、菅原と改めた。文章家として代々学者を輩出。道真は右大臣に進んだ。中世には、高辻・五条・東坊城・唐橋などの諸家に分かれた。 [補説]「菅原」姓...
すまげんじ【須磨源氏】
謡曲。五番目物。金春(こんぱる)以外の各流。世阿弥作といわれる。日向(ひゅうが)国の神官が須磨の浦に来かかると光源氏の霊が現れ、その生涯を語って舞をまう。