やっこ‐おどり【奴踊(り)】
民俗芸能の一。奴2の姿に扮(ふん)し、素手や毛槍・さおを持って踊るもの。歌舞伎舞踊にもある。
やなぎた‐くにお【柳田国男】
[1875〜1962]民俗学者。兵庫の生まれ。貴族院書記官長を退官後、朝日新聞に入社。国内を旅して民俗・伝承を調査、日本の民俗学の確立に尽力した。文化勲章受章。著「遠野物語」「石神問答」「民間伝...
よ‐かぐら【夜神楽】
1 夜に行われる神楽。宮中の御神楽(みかぐら)や各地の民俗芸能の神楽も、正式には夜を徹して行われるものが多い。《季 冬》 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓・大拍子(だいびょうし)・能管または大太鼓...
よつ‐だけ【四つ竹】
1 打楽器の一。長方形の扁平な竹片を両手に2枚ずつ握り、曲節に合わせてカスタネットのように打ち鳴らす。かつては放下師(ほうかし)などが用いた。現在は民俗芸能・歌舞伎下座音楽・舞踊などで用いられる...
ラウファー【Berthold Laufer】
[1874〜1934]米国の東洋学者・人類学者。ドイツ生まれ。東部シベリア・中国・チベットを調査して多くの民俗・人類学資料を収集。また、東洋諸語に精通し語彙の比較研究を行った。著「中国イラン文化...
らん‐びょうし【乱拍子】
1 中世芸能の舞の形式で、特殊な足踏みで踏み回る部分があるもの。現在、民俗芸能に残る。 2 能の舞事(まいごと)の一。小鼓(こつづみ)に笛があしらう囃子(はやし)で、特殊な足づかいで舞う舞。1が...
りんだい【輪台】
雅楽の曲名。唐楽、盤渉(ばんしき)調で新楽の中曲。舞は四人の平舞で、常に青海波(せいがいは)の序として舞う。もとは中国西域地方の民俗楽舞といわれる。番舞(つがいまい)は敷手(しきて)。
れき‐はく【歴博】
「国立歴史民俗博物館」の略称。