たみ‐の‐けぶり【民の煙】
民家のかまどから立つ炊事の煙。「国富める—のほど見えて雲まの山にかすむ炭がま」〈拾遺愚草・中〉
だいこく‐ばしら【大黒柱】
1 民家の土間と床との境の中央に立てる、特に太い柱。また、建物の中央に最初に立てる柱。亭主柱。 2 家や国の中心となって、それを支える人。「チームの—」
ち‐ぎ【千木】
1 社殿などで、破風の先端が棟上にのびて交差した木。先端が縦削ぎ・横削ぎのもの2種があり、横削ぎのものは氷木(ひぎ)ともいう。棟上に別に取りつけた置き千木もある。 2 草葺(くさぶ)き民家の大棟...
ちゅうもん‐づくり【中門造(り)】
民家の形式の一。母屋(おもや)に中門とよばれる突出部をもち、先端に馬の出し入れ口を設けて内部を厩(うまや)などにしたもの。東北地方と新潟県にみられる。
チュブルボ‐マジュス【Thuburbo Majus】
チュニジア北部にある都市遺跡。首都チュニスの南西約60キロメートルに位置する。紀元前5世紀頃よりベルベル人、フェニキア人が居住し、古代ローマ時代に交易の拠点として栄えた。7世紀、アラブ人の侵入に...
ツェレ【Celle】
ドイツ北部、ニーダーザクセン州の都市。リューネブルガーハイデの南端に位置する。旧市街の木組み造りの民家やツェレ城など、歴史的建造物が数多く残り、「北ドイツの真珠」と称され観光客に人気がある。
つね‐あし【常足】
歌舞伎の大道具で、二重舞台の一。舞台面より1尺4寸(約42センチ)の高さに組む。高足(たかあし)・中足(ちゅうあし)より低く、普通の民家などに用いる。
つのや‐づくり【角屋造(り)】
民家形式の一。母屋から直角に突き出した棟をもち、平面がL字形またはT字形となるもの。
ディンケルスビュール【Dinkelsbühl】
ドイツ南部、バイエルン州の町。ドナウ川の支流ウェルニッツ川沿いにある。14世紀から15世紀にかけて、毛織物の生産、および交易で栄えた。城壁に囲まれた町の中心部には、聖ゲオルク教会や木組み造りの民...
デン‐ガムレ‐ビュ【Den Gamle By】
デンマーク、ユトランド半島東岸の都市オーフスにある野外博物館。デンマーク語で「旧市街」を意味する。市街中心部、オーフス植物園に位置する。木組み造りの民家をはじめ、16世紀から19世紀にかけて建て...