エートス【(ギリシャ)ēthos】
《「エトス」とも》 1 アリストテレス倫理学で、人間が行為の反復によって獲得する持続的な性格・習性。⇔パトス。 2 一般に、ある社会集団・民族を支配する倫理的な心的態度。
オタバロ【Otavalo】
エクアドル北部の町。首都キトの北約110キロメートルに位置する。先住民のオタバロ族が多く居住し、伝統的な民族衣装や手工芸品などを売る土曜市が有名。
おなじ・い【同じい】
[形]《シク活用形容詞「おなじ」の口語化》 1 同じである。変わらない。等しい。「異種諸民族間の貿易の起源と—・かった」〈柳田・山の人生〉 2 (「おなじく」の形で副詞的に用いて)同様に。等しく...
おりくちしのぶろん【折口信夫論】
松浦寿輝(ひさき)の評論。民族学者、折口信夫について論じたもの。平成7年(1995)刊行。平成8年(1996)、第9回三島由紀夫賞受賞。
オルドス【Ordos】
中国、内モンゴル自治区南部、湾曲する黄河と万里の長城に囲まれる地域。草原・砂漠からなる高原。古来、漢族と北方遊牧民族が奪い合った地域で、明(みん)末にモンゴル族のオルドス部が占拠したが、1635...
オルドスしき‐たんけん【オルドス式短剣】
中国北方で春秋戦国時代(紀元前8〜3世紀)に騎馬民族が使用していた青銅製の短剣。柄と剣身が一体で鋳造され、柄の先に2個のリング状の装飾が施されている。オルドス式銅剣。→双環柄頭短剣
オルドビス‐き【オルドビス紀】
《Ordovician Period》地質時代の区分の一。カンブリア紀に続く、古生代第二紀。5億900万年前から4億4600万年前まで。オウムガイの全盛期で、三葉虫(さんようちゅう)や筆石(ふで...
オー‐アイ‐シー【OIC】
《Organisation of Islamic Cooperation》イスラム協力機構。イスラム諸国の連帯強化、交流促進、民族独立のための闘争支援などを目的とする国際機構。1971年設立。2...
オーストリア【Austria】
ヨーロッパ中部の国。正称、オーストリア共和国。首都ウィーン。アルプス山脈が国土の大半を占め、観光地。酪農や鉄鋼・化学工業などが盛ん。近世にはハプスブルク家のもと周辺諸民族を統合する帝国を築いたが...
オー‐ユー‐ブイ【OUV】
《outstanding universal value 「顕著な普遍的価値」などと訳す》世界遺産に登録されるための必要条件。国の違いを超えて、現代・将来の人類にとって貴重な文化遺産・自然遺産の...