うけおい‐ちょうしゅうほう【請負徴収法】
古代ローマや中国、近世フランスなどで行われた租税徴収法の一。政府が指定した請負人が租税を納め、代わりに自分が所定の金額を国民から徴収する方法。
うけ‐さく【請作】
1 平安中期以降、農民が土地を借りて耕作すること。荘園領主から権利を保証されて土地を耕作し、所定の地子(じし)を納入する義務を負った。 2 江戸時代における小作。下作(したさく)。
うけ‐ざら【受(け)皿】
1 垂れるしずくなどを受ける皿。「コーヒー茶碗の—」 2 物事を引き受ける態勢。「市民の要望の—」
うけ‐しょうもん【請証文】
江戸時代、民事裁判の裁許に際し、これを承知する旨を原告・被告双方が記して提出した書面。上証文(あげしょうもん)に比べて略式。裁許請証文。
うごか・す【動かす】
[動サ五(四)] 1 物を他の位置に移したり、占めていた位置を変えたりする。また、配置・地位などを変える。「箪笥(たんす)を—・す」「人事部から経理部へ—・す」 2 もとが固定しているものの一部...
うご‐なわ・る【集はる】
[動ラ四]集まる。寄り集まる。「—・りはべる国の民、訴ふる所多(さは)にあり」〈孝徳紀〉
うし‐おい【牛追い】
1 牛を追って歩かせること。また、その人。牛方(うしかた)。 2 スペインで、市街に放された雄牛を市民が闘牛場へ追い立てる行事。エンシエロ。 [補説]2は、毎年7月7日から7月14日に行われるパ...
うしかた‐うた【牛方唄】
民謡の一。牛方が牛を追う道中にうたった唄。また、牛の売買のときに祝儀としてもうたわれた。牛方節。牛追い唄。
うし‐ばり【牛梁】
日本民家で、桁行(けたゆき)方向に入れた太い梁。柱上に渡し、小屋梁を中間で支える。うし。牛曳(うしひき)。牛曳梁。
うしゅう‐たんだい【羽州探題】
室町幕府の職名。出羽国の軍事・民政を総管。奥州探題斯波家兼(しばいえかね)の次男兼頼(かねより)が出羽を分掌したのに始まり、以後子孫が世襲。最上(もがみ)にいたので最上氏を称した。