し・る【知る】
[動ラ五(四)] 1 物事の存在・発生などを確かにそうだと認める。認識する。「おのれの非を—・る」「ニュースで事件を—・った」 2 気づく。感じとる。「昨夜の地震は—・らなかった」「—・らずに...
ぞんじ‐つ・く【存じ付く】
[動カ五(四)]「思いつく」「気づく」の意の謙譲語。「火中に投没いたし候えば、則ち火気に化し、発響致候より、はからず—・き候」〈魯文・安愚楽鍋〉
はる‐の‐めざめ【春の目覚め】
思春期になって、性的欲望を起こしはじめること。色気づくこと。
人目(ひとめ)に付(つ)・く
他人が目を向けたときに気づく。目立って見える。「—・かない場所にしまう」
ぴんと◦来(く)る
1 態度や状況から、隠れた事情や理由を敏感に感じ取る。直感でそれと気づく。「彼女の目の動きから隠し事をしていると—◦来た」 2 感覚に訴えかけてくるものがある。自分の感覚と合う。「このデザインは...
ふ‐せいごう【不整合】
1 整合しないこと。論理的に矛盾があること。「報告書の—に気づく」 2 上下に重なる二つの地層の堆積(たいせき)に大きな時間的な隔たりがあり、互いに地層が不調和になっていること。堆積した下位層が...
みと・める【認める】
[動マ下一][文]みと・む[マ下二] 1 目にとめる。存在を知覚する。気づく。「人影を—・めた」「どこにも異常は—・められない」 2 見て、また考えて確かにそうだと判断する。「有罪と—・める」「...
目(め)はその睫(まつげ)を見(み)る能(あた)わず
《「顔氏家訓」渉務から》目はなんでも見ることができるが、自分のまつげを見ることはできない。他人の欠点にはよく気づくが、自分の欠点は見えないことのたとえ。
よ‐づ・く【世付く】
[動カ四] 1 世情に通じる。世慣れる。「かく—・きて物し給ふなる、よろこび申さむ」〈宇津保・国譲中〉 2 男女間の情を知るようになる。色気づく。「この君や—・いたる程におはする」〈源・若紫〉 ...
我(われ)に返(かえ)・る
1 気を失っていたのが正気づく。「ほおをたたかれて—・る」 2 他に気を取られていたのが、本心に返る。「興奮がさめて—・る」