さんむ‐しゅぎ【三無主義】
無気力・無関心・無責任の若者気質をさした語。昭和45年(1970)ごろから使われた。これに無感動を加え、四無主義という。→しらけ世代
ざ‐せつ【挫折】
[名](スル)仕事や計画などが、中途で失敗しだめになること。また、そのために意欲・気力をなくすこと。「資金不足で事業が—する」「—感」
した‐くず・る【下崩る】
[動ラ下二]《「した」は心の意》気力がくじける。心が折れて人の意に従う。「さ思はむも—・れたるにや」〈落窪・二〉
しつ‐ぼう【失亡】
[名](スル)うしなうこと。また、なくなること。亡失。「殆んど敗軍の兵士の如く、全く気力を—して」〈鉄腸・雪中梅〉
しょう‐こん【性根】
一つのことを最後までなしとげる気力。根気。根性。「—が尽きる」
しょう‐こん【消魂/銷魂】
1 驚きや悲しみのあまり、気力を失うこと。「彼(かの)—も、此(この)怨恨も」〈蘆花・不如帰〉 2 我を忘れて物事にふけること。
しょう‐ちん【消沈/銷沈】
[名](スル)消えうせること。また、気力などが衰えてしまうこと。「もくろみがはずれて—する」「意気—」
しょう‐てん【衝天】
天をつくこと。気力や勢いが盛んなことにいう。「—の勢い」「意気—」
しょう‐とう【昇騰】
[名](スル) 1 高く上がること。「泡とは、圧迫する水の圧力を突き破って—する気力である」〈横光・上海〉 2 物価が高くなること。
しょう‐ま【消磨】
[名](スル) 1 すり減ること。すり減ってなくなること。「気力が—する」 2 すり減らすこと。また、時間などをついやすこと。「精神を—する」「いたずらに歳月を—する」