き‐いん【気韻】
気品のあるようす。特に、書画などの風雅なおもむき。
き‐かく【気格】
品格。気品。「装飾は人の心目を娯楽し、—を高尚にする」〈逍遥・小説神髄〉
き‐こうし【貴公子】
1 高貴な家柄の男子。貴族の子弟。 2 容貌(ようぼう)・風采(ふうさい)がすぐれ、気品のある青年。
きぞく‐てき【貴族的】
[形動]言動・態度などが貴族らしいさま。また、気品のあるさま。「—な風貌(ふうぼう)」
きよ‐ら【清ら】
[名・形動]清く美しいこと。気品があって美しいこと。また、そのさま。「青く—にて物問いたげに愁いを含める目の」〈鴎外・舞姫〉 「装束の—なること、物にも似ず」〈竹取〉 [補説]平安時代には「きよ...
け‐だか・い【気高い】
[形][文]けだか・し[ク]《古くは「けたかし」》 1 すぐれて上品に見える。気品がある。「—・い雰囲気」「—・い心」 2 身分が高い。高貴である。「生き給ひての御宿世は、いと—・くおはせし人」...
こう‐き【高貴】
[名・形動] 1 身分・家格などが高く貴いこと。また、そのさま。「—の出」「—な家柄」 2 人柄などに、気品のあるさま。「—な精神の持ち主」 3 値段が高くて貴重なこと。また、そのさま。「—な...
こ‐じょう【小尉】
能面の一。気品のある老人面。室町初期の面打ち小牛清光の創作といわれ、脇能物の前ジテなどに用いる。小牛尉(こうしじょう)。
ごしょ‐にんぎょう【御所人形】
江戸時代、享保(1716〜1736)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな頭部とふくよかなからだつきに気品がある。主として裸体で着せ替えができる。皇室や公...
そなわ・る【備わる/具わる】
[動ラ五(四)] 1 必要なものが不足なくそろい、整っている。また、設備・装置などが用意してある。「公共施設の—・った都市」「全室にスプリンクラーが—・っている」 2 生まれながらに自分のもの...