ふり‐す・てる【振(り)捨てる】
[動タ下一][文]ふりす・つ[タ下二] 1 気持ちなどをきっぱりと絶つ。思い切って捨てる。また、すげなく置き去りにする。「妻子への思いを—・てる」 2 神輿(みこし)などを担いでいって置き去りに...
ふり‐はば【振(り)幅】
《「振れ幅」とも》 1 物体が振動しているときの、振動の中心から最大変位までの距離。振幅(しんぷく)。 2 (比喩的に)気持ちや考えの変化の幅。物事の傾向や変動の度合い。「感情の—が大きい」「—...
ふわっ‐と
[副](スル) 1 柔らかでふくらんでいるさま。「髪の毛を—仕上げる」「—した布団」 2 軽々と浮きただようさま。また、軽々と動くさま。「白い雲が—浮かんでいる」「羽毛が—空中に舞う」 3 軽い...
ふわ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 ふわふわとひるがえる。「スカートの裾が—・く」 2 気持ちに落ち着きがなくなる。「左(そ)う—・いた所ばかりから出来上ってるように解釈されちゃ可哀想だ」〈漱石・明暗〉
ふわ‐ふわ
[副](スル) 1 軽いものが揺れ動いたり、浮いて漂ったりするさま。「カーテンが風に—(と)揺れる」「白い雲が—(と)浮かぶ」 2 心が落ち着かないで、うわついているさま。「気持ちが—(と)し...
ふん
[感] 1 目下の者などに対し、軽く受け答えするときに、また、承諾の意をぞんざいに表すときに発する語。うん。「—、そう」 2 不満や軽視の気持ちを表すときに発する語。「—、ばかばかしい」
褌(ふんどし)を締(し)めてかか・る
決心を固くし、気持ちを引き締めて事に当たる。「ここぞという時には—・れ」
ふん‐まん【憤懣/忿懣】
怒りが発散できずいらいらすること。腹が立ってどうにもがまんできない気持ち。「—やるかたない」「—をぶつける」
ぶち‐ま・ける【打ちまける】
[動カ下一][文]ぶちま・く[カ下二] 1 容器をひっくりかえし、中の物を勢いよくまき散らす。「瓶の塩を食卓に—・ける」 2 それまで押さえていた気持ちなどを、包み隠さずすっかり口に出す。「日ご...
ぶ‐ちょうほう【不調法/無調法】
[名・形動] 1 行き届かず、手際の悪いこと。また、そのさま。「口が—でうまく言えない」「—者」 2 過失。不始末。粗相。「使用人の—をわびる」 3 酒や芸事のたしなみがないこと。また、そのさま...