せい‐き【腥気】
なまぐさいにおい。「胸悪き一種の—ありて」〈紅葉・金色夜叉〉
せいたい‐でんき【生体電気】
⇒生物電気
せい‐でんき【正電気】
原子核がもっている電気。また、絹布でガラス棒を摩擦したときにガラスに生じる電気、およびそれと同質の電気。符号は+で表す。正電荷。陽電気。陽電荷。→負電気
せい‐でんき【静電気】
摩擦電気など、物体にたまったまま動かない電気。静電。
せいぶつ‐でんき【生物電気】
生物体にみられる発電現象。細胞内の物質代謝により細胞膜の内外でイオン分布が不均衡になることによって起こる。静止電位と活動電位があり、後者は筋肉・神経などの活動の指標とされ、脳波・心電図などに応用...
せいゆ‐き【生油気】
エチレンの異称。
せけん‐ぎ【世間気】
見えをはり、外聞を気にすること。世間体(せけんてい)を繕う心。「兼ねて用心せよと、—のかしこき人の言ひしらせける」〈浮・織留・六〉
せっ‐き【節気】
「二十四節気(にじゅうしせっき)」に同じ。
せっ‐き【赤気】
赤い色の雲気。また、彗星(すいせい)のこと。「彗星東方にいづ。蚩尤気(しゆうき)とも申す。又—とも申す」〈平家・三〉
せっしょく‐でんき【接触電気】
異種の物質を接触させてから引き離すと、それぞれが正・負反対に帯電して生じる電気。