わり‐と【割と】
[副]「割に」に同じ。「病み上がりにしては—元気だ」「—うまい」
わるいなかま【悪い仲間】
安岡章太郎の短編小説。昭和28年(1953)発表。同年、「陰気な愉しみ」とあわせ第29回芥川賞受賞。
わるい‐ぶっかじょうしょう【悪い物価上昇】
需要の拡大や実質賃金の増加を伴わない物価の上昇をいう。需要が停滞している中で、原材料の輸入価格の高騰分が最終消費財の価格に転嫁された場合、個人消費は抑制され、企業の収益は改善されず、労働者の賃金...
わる‐が・る【悪がる】
[動ラ五(四)] 1 恐縮・謝罪などの気持ちを態度や言葉に表す。「それではすまないと、ひどく—・る」 2 悪者のように振る舞う。悪ぶる。「無理に—・ってみせる」 3 (「きまりを悪がる」「気味を...
わる‐ぎ【悪気】
相手に害を与えようとする気持ち。悪意。「—があって言ったのではない」
わる‐どきょう【悪度胸】
あきれるほど、ずぶとい度胸。くそ度胸。「自棄(やけ)に近い気強さから、却って—が据わって」〈里見弴・多情仏心〉
わる‐び・れる【悪怯れる】
[動ラ下一][文]わるび・る[ラ下二]気おくれがして、恥ずかしがったり、卑屈な振る舞いをしたりする。「—・れないで答える」
わる‐ふざけ【悪巫山戯】
[名](スル)度を超してふざけること。たちの悪い冗談・いたずら。「—が過ぎる」「—して相手の気分を害する」
わる‐よい【悪酔い】
[名](スル) 1 酒に酔って気分が悪くなること。「—して頭が痛くなる」 2 酔って人にからんだり暴れたりすること。また、そのような酔い方。「—してけんかになる」
我(われ)に返(かえ)・る
1 気を失っていたのが正気づく。「ほおをたたかれて—・る」 2 他に気を取られていたのが、本心に返る。「興奮がさめて—・る」