こうかがくけい‐に【光化学系Ⅱ】
光合成において、水分子を酸素と水素に分解する光化学反応。また、触媒としてその役割を担うたんぱく質複合体。その触媒中心の構造は長らく不明だったが、マンガン原子4個、カルシウム原子1個、酸素原子5個...
こう‐かつ【口渇】
口中やのどが激しくかわき、水分を欲しがる状態。多尿症や脱水症に多くともなうほか、薬の服用や加齢によってもみられる。
こうくうないほうかい‐じょう【口腔内崩壊錠】
唾液や少量の水で溶けるように作られた錠剤。ものをうまく飲み込めない嚥下障害がある人や幼小児、水分摂取を制限されている人も容易に服用できる。また、腹痛など突発的な症状が起こったときに水がなくても飲...
こう‐そ【酵素】
細胞内で作られ、生体内のほとんどの化学反応の触媒の働きをする、たんぱく質を主体とする高分子化合物。特定の反応だけに働く特異性があり、酸化還元酵素・転移酵素・加水分解酵素・脱離酵素・異性化酵素・合...
こうナトリウム‐けっしょう【高ナトリウム血症】
血液中のナトリウム濃度が正常値を超えて上昇した状態。下痢・嘔吐・発熱等による脱水、水分の摂取不足、利尿薬の服用、尿崩症などで起こる。血漿浸透圧が上昇し、悪化すると痙攣・昏睡・脳機能不全などを起こ...
こうナトリウムけっしょう‐だっすい【高ナトリウム血症脱水】
高ナトリウム血症を伴う脱水。下痢・発汗・多尿・水分摂取不足などによって体内の水分がナトリウムよりも多く失われた状態。血液中のナトリウム濃度が高くなり、血漿浸透圧が上昇する。悪化すると、錯乱・痙攣...
こうりにょう‐ホルモン【抗利尿ホルモン】
脳下垂体後葉から分泌されるホルモン。腎臓の尿細管に作用して水分の再吸収を促進する。不足すると尿量が増加し尿崩症(にょうほうしょう)となる。ADH(antidiuretic hormone)。バソ...
こおり‐ざとう【氷砂糖】
純度の高い砂糖を溶かし、ゆっくり水分を蒸発させて大きな結晶にしたもの。果実酒・料理などに用いるほか、そのまま菓子としても食する。
こ‐かつ【枯渇/涸渇】
[名](スル) 1 水がかれること。かわいて水分がなくなること。「泉が—する」 2 物が尽きてなくなること。「資源が—する」「創造力が—する」
こ‐けつ【枯竭/涸竭】
[名](スル)乾いてひからびること。水分がなくなり乾燥すること。