ひふ‐バリア【皮膚バリア】
病原体やアレルゲンの侵入を防いだり、体内の水分の蒸発を防いだりする、皮膚の機能。 [補説]表皮の角質層と、その内側にある顆粒層のうちタイトジャンクションという構造を持つSG2細胞層が、皮膚のバリ...
ひまつ‐かく【飛沫核】
飛沫の水分が蒸発したあとに残る微粒子。せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥したときなどに生じる。病原体である細菌やウイルスが付着している場合、これを吸い込むことで感染する。→飛...
ひょう‐か【氷花/氷華】
樹木や草に水分が氷結して白い花をつけたようになる現象。
ひる【干る/乾る】
[動ハ上一][文][ハ上一]《上代の上二段活用動詞「ふ」の上一段化》 1 水分がなくなってかわく。「池がひる」 2 潮がひいて海底が現れる。干潮になる。「潮がひる」 3 果てる。終わる。かたがつ...
ひる‐いし【蛭石】
熱するとヒルが伸びるように膨張する鉱物。黒雲母(くろうんも)が風化したもので、多量の水分を含んでいる。断熱・防音材や園芸用土などに使用。バーミキュライト。
ヒート‐テック【HEAT TECH】
ユニクロと東レが共同開発した保温性に優れる下着。体から蒸発する水分を利用して発熱し、繊維間の空気の層に熱をためて保温性を高めるしくみ。商標名。
びしょ‐びしょ
[副]雨が絶え間なく降りつづくさま。「—(と)降る雨」 [形動]全体がすっかりぬれてしまうさま。ひどくぬれて水分を多く含んでいるさま。びっしょり。「汗でシャツが—になる」 [アクセント]は...
ビネガー‐シンドローム【vinegar syndrome】
アセチルセルロースの経年による加水分解で、これを使った製品が変性・変形すること。フィルム2がストロー状に丸まったり、液晶ディスプレーが黒変・融解したりする。酢酸が生じるため、その臭気を伴う。ビネ...
ぴちゃ‐ぴちゃ
[副] 1 水と物とが当たって立てる小さな音や、そのさまを表す語。「波が—(と)打ち寄せる」 2 平手で続けて軽く打つ音や、そのさまを表す語。「顔を—(と)たたく」 3 飲み食いするときに舌で...
ピペリジン【piperidine】
複素環式化合物の一。特異な刺激臭をもつ液体。強い塩基性を示す。コショウの辛み成分ピペリンを加水分解して得られる。医薬品の原料として用いられる。