かい‐とう【械闘】
革命前の中国で、水利や地境などの争いなどを原因として起きた部落や労働者集団間の武力闘争。清代には華中・華南に多かった。
カナート【(アラビア)qanat】
アジア西部、北部アフリカなど乾燥地帯にみられる水利施設。地下水を、長い地下水路によって集落近くまで導き、利用するもの。
クッバ‐バアディン【Koubba Ba'adiyin】
モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街中央にある建物。マラケシュ博物館、ベンユーセフモスクのそばに位置する。12世紀、ムラービト朝の時代に建造された水利施設であり、透かし彫りが施された独特なドーム...
ゴスラー【Goslar】
ドイツ中北部、ニーダーザクセン州の都市。10世紀にハルツ山脈のランメルスベルク鉱山において採鉱(金・銀・銅・鉛)が始まり、神聖ローマ帝国の直轄領として発展。13世紀には神聖ローマ帝国の自由都市と...
し‐くう【司空】
中国、周の六卿の一。冬官の長で、土木・水利などの建築事業をつかさどった。前漢では大司空、後漢・唐では再び司空となり、三公の一。
しゅっすいきけん‐ざい【出水危険罪】
堤防を決壊させたり水門を破壊するなどして、洪水を引き起こす罪。刑法第123条が禁じ、2年以下の懲役もしくは禁錮または20万円以下の罰金に処せられる。→水利妨害罪
シューシュタル【Shūshtar】
イラン南西部、フーゼスターン州の都市。カールーン川沿いに位置する。アケメネス朝、ササン朝ペルシア時代から続く古代の運河やダムなどの大規模な灌漑(かんがい)設備が残っている。19世紀に衰退したが、...
しんきょうウイグル‐じちく【新疆ウイグル自治区】
《新疆は新しい土地の意》中国北西部の自治区。崑崙(こんろん)・天山・アルタイの3山脈と、その間にあるタリム・ジュンガルの2盆地からなる。中心都市はウルムチ。水利開発によるオアシス農業が盛ん。古代...
しんとね‐がわ【新利根川】
茨城県南部を流れる人工河川。北相馬郡利根町から東流し、稲敷市で霞ヶ浦に注ぐ。長さ約33キロ。江戸幕府が利根川下流の洪水防止と手賀沼・印旛沼干拓のために開いたもので、寛文6年(1666)完成。昭和...
すいり‐くみあい【水利組合】
明治41年(1908)の水利組合法に基づき、灌漑(かんがい)・排水や土木に関する事業を行うために設立された公共組合。普通水利組合と水害予防組合とがあったが、昭和24年(1949)普通水利組合は廃...