さつま‐じる【薩摩汁】
鶏肉・豚肉・大根・ごぼう・里芋・こんにゃくなどを煮込んだ味噌汁またはすまし汁。鹿児島の郷土料理で全国に広まった。《季 冬》
さんぺい‐じる【三平汁】
ニシンのぬか漬けやサケのあらなどを野菜と煮合わせた塩汁。北海道の郷土料理。松前藩賄方、斎藤三平の創案という。《季 冬》
しお‐じる【塩汁/潮汁】
1 塩味だけで調味した汁もの。うしおじる。 2 海水。塩水。
しじみ‐じる【蜆汁】
殻のままのシジミを実にした味噌汁。黄疸(おうだん)などによいといわれる。《季 春》「ほんの少し家賃下りぬ—/水巴」
しぼり‐じる【絞り汁/搾り汁】
絞ってとり出した液。「レモンの—」
姑(しゅうとめ)の涙汁(なみだじる)
《姑は嫁に対して同情の涙をめったに流さない意から》非常に少ないもののたとえ。
しょっ‐つる【塩汁】
1 調味料の一。イワシ・ハタハタなどを塩漬けにし、魚の成分が溶け合ってどろどろになった汁をこしたもの。秋田特産の魚醤油(うおじょうゆ)。 2 「しょっつるなべ」の略。《季 冬》
しる【汁】
1 物からしみ出させ、または絞りとった液体。「レモンの—」 2 だし・調味料などで味をつけた料理用の液。 3 すまし汁・味噌汁などの汁物。つゆ。 4 自分が独り占めしたり、他人の努力や犠牲のおか...
じゅう【汁】
[常用漢字] [音]ジュウ(ジフ)(慣) [訓]しる 〈ジュウ〉しる。「液汁・果汁・胆汁・肉汁・乳汁・墨汁・一汁一菜」 〈しる(じる)〉「汁粉(しるこ)・汁物/煮汁・鼻汁・味噌汁(みそしる)...
ストレート‐かじゅう【ストレート果汁】
果実の搾り汁。果実を砕いて搾ったり裏ごしなどをして、皮や種子などを取り除いたもの。