ばん‐か【晩夏】
1 夏の終わり。夏の末。《季 夏》「紅くして黒き—の日が沈む/誓子」 2 陰暦6月の異称。
パール‐ふじ【パール富士】
富士山の山頂に満月が掛かった状態。早朝に沈む満月と夕方に昇る満月とがある。→ダイヤモンド富士
ひ【日】
1 (「陽」とも書く) ㋐太陽。日輪。おひさま。「—が昇る」「—が沈む」「—が傾く」 ㋑太陽の光線。日ざし。日光。「—がさす」「—に干す」「—に焼ける」 2 日の出から日没までの間。ひるま。「—...
ひ‐あし【日脚/日足】
1 太陽が東から西へ移っていく動き。「—が早い」 2 日が出てから沈むまでの時間の長さ。昼間の時間。「—が延びる」 3 雲の切れ目や物のすきまからさす太陽の光線。ひざし。 4 蝋燭足(ろうそくあ...
ひかげのむら【日蔭の村】
石川達三の短編小説。昭和12年(1937)発表。貯水池計画により水底に沈む予定の村落に住む人々の悲哀を描く。
ひし
災いのもと。災難。破滅。「浮き名に沈む水底の、皆身の—とは知りながら」〈浄・五人兄弟〉
ひ‐しゅう【悲愁】
悲しみに深く心が沈むこと。悲しみとうれい。
ひ‐の‐いり【日の入り】
夕方、太陽が西に沈むこと。また、その時。天文学では、太陽の上縁が西の地平線に沈みきった瞬間。日没。⇔日の出。
日(ひ)没(ぼっ)する処(ところ)
日の沈む国。日本の西にある国の意で、中国をさす。推古天皇15年(607)遣隋使小野妹子の携えた国書にある「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや」による。
ふく‐ぼつ【覆没】
[名](スル) 1 船などが転覆して沈むこと。 2 敗れ滅びること。敗北すること。「全軍—の運に際会した話や」〈花袋・春潮〉