さわ‐おぐるま【沢小車】
キク科の多年草。本州以南の山間の湿地に自生。高さ60〜90センチ。葉はへら形。初夏、黄色い頭状花を多数開く。
さわ‐がに【沢蟹】
十脚目サワガニ科のカニ。山間の川にすむ。甲は丸みを帯びた四角形で、甲幅2.4センチほど。北海道を除く各地に分布。食用とするが、肺吸虫などの第2中間宿主になることがある。《季 夏》「—のあらがふこ...
さわき【沢木】
姓氏の一。 [補説]「沢木」姓の人物沢木欣一(さわききんいち)沢木耕太郎(さわきこうたろう)
さわき‐きんいち【沢木欣一】
[1919〜2001]俳人。富山の生まれ。加藤楸邨・中村草田男に師事。昭和21年(1946)「風」を創刊、社会性俳句を推進した。
さわき‐こうたろう【沢木耕太郎】
[1947〜 ]ノンフィクション作家。東京の生まれ。本名は非公開。「若き実力者たち」「敗れざる者たち」で注目を集め、日本社会党委員長浅沼稲次郎刺殺事件を題材とした「テロルの決算」で大宅壮一ノンフ...
さわ‐ぎきょう【沢桔梗】
1 キキョウ科の多年草。湿地に群生し、高さ約90センチ。茎は分枝しない。夏から秋に、紫色の唇形の花を総状につける。《季 秋》「—寂き花の濃紫/友二」 2 ハルリンドウの別名。
さわ‐ぎく【沢菊】
キク科の越年草。深山の林内に自生。高さ60〜90センチ。全体に柔らかく、においがある。葉は羽状に深い切れ込みをもつ。夏、黄色い頭状花を多数つける。ぼろぎく。
さわ‐ぐつ【沢靴】
沢登り用の靴。底がフェルトやゴム張りで、滑りにくい加工が施されている。
さわ‐ぐるみ【沢胡桃】
クルミ科の落葉高木。深山の渓谷に多く、高さ約25メートルに達する。葉は細長い卵形の小葉からなる羽状複葉。5月ごろ、淡黄緑色の花穂をつける。果実は堅く、翼片がある。材は家具に利用。かわぐるみ。ふじ...
さわ‐しおん【沢紫苑】
タコノアシの別名。