さわ‐しば【沢柴】
カバノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は緑がかった灰色。葉の縁には細かいぎざぎざがある。5月ごろ、黄緑色の雄花と緑色の雌花が咲く。果穂は垂れ下がる。
さわ‐しょう【沢正】
「沢田正次郎」の愛称。
さわ‐しろぎく【沢白菊】
キク科の多年草。日の当たる湿地に生え、高さ30〜50センチ。葉にはしわが多い。初秋、数本に分かれた茎の先に白い花を1個ずつ開く。
さわずみ‐けんぎょう【沢住検校/沢角検校】
室町末期から江戸初期に、京都で活躍した琵琶法師。虎沢検校の門弟で、初めて浄瑠璃に三味線を合わせて演奏したという。生没年未詳。
さわ‐ぜり【沢芹】
セリ科の多年草。池や沼の縁に生え、高さ約1メートル。葉は羽状複葉。夏から秋、白色の小花が散形につく。ぬまぜり。《季 春》
さわだ【沢田】
姓氏の一。 [補説]「沢田」姓の人物沢田教一(さわだきょういち)沢田正二郎(さわだしょうじろう)沢田瞳子(さわだとうこ)沢田名垂(さわだなたり)沢田(さわだ)ふじ子(こ)
さわだ‐がわ【沢田川】
京都府南部、木津川市の瓶原(みかのはら)地区付近を流れる泉川の部分名か。[歌枕]「いかにして影をも見まし—袖漬くほどの契りなりとも」〈壬二集・上〉
さわだ‐きょういち【沢田教一】
[1936〜1970]写真家。青森の生まれ。ベトナム戦争の報道写真家として活躍。昭和40年(1965)ベトナム人母子を撮影した「安全への逃避」を撮影し、世界報道写真コンテストの大賞を受賞。昭和4...
さわだ‐しょうじろう【沢田正二郎】
[1892〜1929]俳優。滋賀の生まれ。文芸協会・芸術座を経て、新国劇を創立。剣劇で大衆的人気を博し、「沢正(さわしょう)」の愛称で親しまれた。
さわだ‐とうこ【沢田瞳子】
[1977〜 ]小説家。京都の生まれ。ふじ子の子。平成22年(2010)、奈良時代を舞台にした小説「孤鷹(こよう)の天」で作家デビュー。その後も時代小説や歴史小説を中心に執筆、令和3年(2021...