さわだ‐がわ【沢田川】
京都府南部、木津川市の瓶原(みかのはら)地区付近を流れる泉川の部分名か。[歌枕]「いかにして影をも見まし—袖漬くほどの契りなりとも」〈壬二集・上〉
さわだ‐きょういち【沢田教一】
[1936〜1970]写真家。青森の生まれ。ベトナム戦争の報道写真家として活躍。昭和40年(1965)ベトナム人母子を撮影した「安全への逃避」を撮影し、世界報道写真コンテストの大賞を受賞。昭和4...
さわ‐て【沢手】
江戸時代、穀物や肥料などを輸送する途中、海水や雨水によって濡れ損じること。また、その貨物。「コノ荷ハ—ガアル」〈和英語林集成〉
さわて‐まい【沢手米】
江戸時代、輸送の途中で海水や雨水に濡れ損じた年貢米。ぬれごめ。
さわ‐とうがらし【沢唐辛子】
オオバコ科の一年草。田や沼などに生え、高さ12〜24センチ。線形の小さい葉が対生し、夏から秋、上部の葉の付け根に淡黄色の花がつく。実はトウガラシに似る。
さわ‐に【沢煮】
煮物の一種で、白身の魚や鶏のささ身などを薄味のたっぷりの汁で煮たもの。
さわに‐わん【沢煮椀】
豚の脂身(あぶらみ)とせん切りにした野菜で作った塩味の汁物。
さわ‐のぼり【沢登り】
登山で、道のない沢筋を登ること。
さわ‐ひよどり【沢鵯】
キク科の多年草。日の当たる湿地に生え、高さ50〜100センチ。全体はヒヨドリバナに似る。夏から秋、白色または淡紅紫色の頭状花を多数開く。《季 秋》
さわふじんのていせつ【沢夫人の貞節】
由起しげ子の小説。昭和36年(1961)発表。第8回新潮小説賞を受賞。